波と砂 |140文字小説 129 硝子鳥 2026年7月22日 02:10 浮かれた昼の余韻が残る砂浜の熱が海を生ぬるく保ち、寄せる波と砂が同化した温度ほど、夏を不安にさせるものはない。私は、波打ち際で足先を砂に埋めて指を静かに動かす。波の音が私の耳に届かないのは、彼があの子と楽しそうに花火をしているから。波が攫さらう砂が足の指から零こぼれる。私の気持ちと共に。この作品は、140文字小説で、#シロクマ文芸部の企画(今週のお題は #波の音 )に参加させていただきました。 最後まで、おつき合いいただきありがとうございました。皆様、良い夜を。 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! いつも読んでいただきありがとうございます!あなたの応援・ご支援があれば、オニにカナボウ!心より、心より、心より感謝しております! チップで応援する この記事が参加している募集 # はじめてのnote 14万件 #はじめてのnote #夏 #掌編小説 #片思い #140字小説 #シロクマ文芸部 #波の音 #心情描写 129 2