ベートーヴェン「6つのバガテルOp.126」晩年らしさが出てていいよね。アルフレート・ブレンデル
作曲者:ベートーヴェン
曲名 :6つのバガテル Op.126 第3曲
演奏者:アルフレート・ブレンデル
初期のバガテルに比べて晩年のほうのバガテルは
落ち着いた曲が多い。
特に晩年のベートーヴェンらしい作りの第1曲と第3曲のどちらにしようか迷ったが第3曲を取り上げてみようと思う。
Beethoven: 6 Bagatelles, Op. 126: 3. Andante
バガテルの曲集はOp.33, 119, 126と初期のと晩年とで3つに分かれるけども、初期のに躍動感があったのに比べて晩年のは落ち着いた感じが出ていてとてもいい。
作曲家って晩年になると方向性が似てくるっていうか到達地点が同じになってくるような感じがある。
だから曲を聴いてもあれ?ベートーヴェン?シューベルト?それともシューマン?ってなることがある。似た音がしてアレってなる。そこにバロック回帰みたいなとこが入ると、あぁベートーヴェンかってわかる。
これは演奏者にも言えることで曲の解釈が似てくると似た音になっておやって思うことがある。
そうなると細かい演奏の違いに目が行ってそこを評価しそうになる。
だけど実際にはそこじゃなくてトータルでの聴いた後の満足感の違いで評価したほうが良い事が多い。
結局演奏で何を聴いてるかと言えば細かい技術を聴いてるんじゃなくて、満足感を得るために聴いてるわけだ。
それは演奏する側でも視聴する側でも行きつく先は同じじゃないだろうか。
演奏の満足感で曲を判断するのはリストやドビュッシーの曲といった演奏の善し悪しの判断が難しい時に使える良い方法だと思う。
