見出し画像

バッハ「フランス組曲 第2番」音数が少なくてもバッハは気持ちいい:グレン・グールド

作曲者:バッハ
曲名 :フランス組曲 第2番 BWV 813 第1曲 第2曲
演奏者:グレン・グールド
リズム:★★★★☆
旋律 :★★★☆☆
構造 :★★★★☆
満足感:★★★★☆

この組曲はイギリス組曲ほど難易度が高くなくて
目立つ曲ではないけども、いい曲なので紹介してみようと思う。

French Suite No. 2 in C Minor, BWV 813: I. Allemande

French Suite No. 2 in C Minor, BWV 813: II. Courante

グールドのバッハ演奏はハマった時の完成度はとても高いものがあると思う。だけど解釈が合わないとどうにも良くは聴こえないから、選ぶ時になかなか悩む。

このフランス組曲は旋律を重視した曲が多いように思う。
だけど、もともとのチェンバロで演奏したら旋律がそんなに響かないんだけども、できる限り響かせようとしてる感じだ。

そうなると良く響く今の現代ピアノならもっと良い演奏に聴こえるかっていうとそうでもない。そこはバッハのバランスの取り方がいいのか旋律寄りの演奏にしても、上手く音が後ろに流れていかなくなったりして、そんなにいい感じには聴こえない。

バッハは響きで音楽を作るというより、音の流れで音楽を作っているんじゃないかと思う。そこには時代的な音楽の制約もあっただろうけども、
リズム良く音が後ろに流れていくのがバッハじゃないだろうか。
他の記事でも書いたかもしれないが、綺麗にリズム良く後ろに音が流れていくかはとても重要で、ここで詰まったり引っかかったりすると聴いていて気持ちよくない。
そして1音1音の音の重さも大事だ。
音を重くした旋律を重視した演奏にすると上手く流れなくなる。

この演奏の聴きどころは、
音数が少なくて聴きやすいから、バッハの演奏をゆっくりと
楽しみたい時に聴くのにとてもいい感じだ。
無理に音を追いかける必要がないのはゆったりと聴けて楽でいい。



いいなと思ったら応援しよう!