ショパン「ノクターン第21番」物悲しいだけじゃない演奏もいいね:クン=ウー・パイク
作曲者:ショパン
曲名 :ノクターン21番 ハ短調 KK. IVb-8
演奏者:クン=ウー・パイク
リズム:★★★★☆
旋律 :★★★★☆
構造 :★★★☆☆
満足感:★★★★☆
クン=ウー・パイクで21番のいい演奏があったから、
紹介してみようと思う。
Chopin: Nocturne No. 21 in C minor, Op. posth.
21番は明朗な旋律を歌い上げるという曲ではないから、演奏者はどうやって心の色みたいなのを音色で表現するかが大事なんじゃないかと思う。
クンウーパイクの演奏がいいのはどっしりと音を長くキープすることによって聴いてるほうも落ち着いて考えようという気持ちにさせてくれるところだろう。他の演奏者だと焦る感じを表現してる演奏が多くて落ち着いたノクターンって感じがあまりしない気がする。
この演奏の聴きどころは、焦りさえ感じるこの物悲しい旋律をどう美しく聴くかだろう。良く聴くとパイクの演奏は聴いてる者を落ち着かせるように演奏しているのが分かると思う。
ショパンのノクターンもいい曲は多いんだけど演奏もいいものとなると中々選ぶのが難しくなる。
特に重要なのは途中で飽きないこと。これはどの曲にも共通するんだけど序盤は良くても中盤になって単調になってくると曲に飽きる事が良く起こる。そこを演奏者がどうメリハリをつけて飽きさせないかがとても大事だと思う。そこはこのノクターンでも同じで最後まで聴き続けられるかも演奏を選ぶ時の採用条件にしている。
ルービンシュタインが21番の演奏をしてたら一つの演奏の目安になっていたと思う。この曲での感情表現をどうやるのか聴いてみたかった。
