フォーレ「即興曲 第2番」演奏スタイルを変えてくるのは凄い事だ。クン=ウー・パイク
作曲者:フォーレ
曲名 :即興曲 第2番 ヘ短調 Op.31
演奏者:クン=ウー・パイク
フォーレも良い曲が多いけども、演奏者をかなり選ぶと思う。
ちょっとやそっとの演奏者じゃ聴いてる途中で飽きてしまうのだ。
Fauré: Impromptu No. 2 in F Minor, Op. 31
最初はフォーレのノクターンを上手く弾ける人を探してたんだけども、
この曲を見つけて聴いてみるとかなり良かったので紹介しようと思った。
パイクはこの演奏では普段の地を這うような安定感のある演奏を
躍動感のある軽快な演奏に切り替えている。
浅い打鍵を中心に変更して深い打鍵を効果的に使ってくる。
その音はとても気持ちが良い。
聴いていて飽きないのもこの深い打鍵を効果的に混ぜているからだろう。
特にこのクリスタルな音はフランス音楽には良く合う。
パイクもフランス在住が長いからフランスの音楽とは何かを
知っているんだと思う。
パイクが普段の演奏スタイルをやめて切り替えてるのには驚いたが、
軽快なこの曲にはこういった切り替え方がとても合う。
パイクなら普段の演奏スタイルでもこの曲を演奏できるだけの腕があると思う。だけど自分の普段のスタイルを捨てて効果的なスタイルに変更するだけの柔軟さがあると言うのは凄い事だと思う。
フォーレの曲は聴いていて途中で飽きが来やすいが、
この演奏は飽きさせずに上手く聴かせてくれると思う。
