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シューマン「4つの夜曲Op.23」シューマンの魅力ってこんなとこ:ヴィルヘルム・ケンプ

作曲者:シューマン
曲名 :4つの夜曲 Op.23 第4曲
演奏者:ヴィルヘルム・ケンプ

シューマンの曲は何度か聴かないと良さがわからないかもしれない。
だけどブラームス的な満足度があるから、じっくりと聴いてみて欲しい。

Schumann: Nachtstücke, Op. 23: IV. Einfach

この演奏では、ケンプは凛とした旋律を大事に演奏している。もっと弱音での表現もあったかもしれないけども、しっかりとしたリズムを立てることでこの曲のもつ構造の美しさを前面に出している。この曲の聴きどころはやはりこの凛として美しい旋律とその構造だろう。弱音まではっきりと聴くことができるのが特徴的だ。


私は昔はそんなにシューマンが好きじゃなかった。
シューマンの曲を聴いても良く理解できなかったからだ。
まだベートーヴェンやブラームスのほうが理解しやすかった。
だけどもシューマンの曲を何度か聴くとブラームスの曲のようにまた聴きたいと思うようになる。そうして聴ける曲が、これもこの曲もと増えていく。私のシューマンの聴き方なんてそんなもんだ。

まず大事なのはシューマンの場合は演奏者次第なところがあることだ。
曲の解釈次第で名曲に変化していることがあるからだ。
それはシューマンに限らずクラシック全般でも言えることなんだけども、
シューマンは特にそういうクラシックの性質が強い気がする。

だからシューマンの全曲集でも演奏してる人を見つけてはコツコツと聴いていく。焦らずにじっくりと腰を据えていい演奏を地道に探すしかない。
だからシューマンは時間がかかる系の作曲者と言えるのかもしれない。

パチッと頭の中で演奏がこれだとハマった時の喜びも大きい。
名曲に変化する名演の見極めが大事なのではないだろうか。

私の中でのシューマンの演奏の狙い目はアルゲリッチとケンプあとクンウーパイクの演奏だ。この三人は中々にして飛びぬけた解釈をする。
うんうんいいねと納得しながら聴けるのがこの三人だ。

昔は苦手にしてたシューマンも今では好きだに変わってる。
それだけ深堀すると良い曲に変化する魅力がシューマンにはあるのではないだろうか。


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