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シューベルト「4つの即興曲 D899」演奏がいいと曲のイメージは変わるよね。マレイ・ペライア

作曲者:シューベルト
曲名 :4つの即興曲 D899 第2番 第3番
演奏者:マレイ・ペライア

私はこの曲の第3番が好きで、
そちらを紹介しようと思ったのだけど、
ペライアのこの第2番の演奏を聴いて気が変わった。
両方紹介しようと思う。

4 Impromptus, D. 899, Op. 90: No. 2 in E-Flat Major

4 Impromptus, D. 899, Op. 90: No. 3 in G-Flat Major

私はケンプの演奏した第3番を今までずっと聴いてきた。
派手じゃないんだけど、とても素直ないい曲だ。
第2楽章は今までそんなにいい曲だと思っていなかったんだけど、
ペライアの演奏だと随分といい曲に聴こえる。
ケンプの演奏が今一つだったのかと思って、
慌てて他の人の演奏も聴いてみたけど、
そうじゃないペライアの演奏が特別なのだ。
ペライアの演奏はケンプに比べて整えるところは更に整えて、
豪快に行くところはピアノがきしむまで鳴らしてる。
そこにやられた感がある。
決定的だったのは低音の使い方だったと思う。
きっちり出さないのが滑らかに聴こえてとても良い。

クラシックはこれがあるから怖い。
演奏次第でいい曲になっているのを気づかずに居たのだ。
シューベルトはケンプだけを聴いてれば間違いないとか思ってたけど、
やっぱり試しに他のも聴かないと駄目だ。

普通の曲がいい曲に変わるのか。それともいい曲なのに演奏が駄目だったのかそれはわからない。だけども思い込んでるとその変化に気づけない。
古い演奏から最新のまでの長い期間の分をちゃんと聴いておかないと、
いい演奏に出会えるチャンスを逃してるってことだよね。
演奏技術だってケンプのころより上がってることはあるだろうから、
とにかく聴いてみるしかないなと思った。


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