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ブラームス「16のワルツ」15番だけ有名になりすぎた。ヤンドー・イェネー

作曲者:ブラームス
曲名 :16のワルツ Op.39
演奏者:ヤンドー・イェネー

この曲集は15番が有名になりすぎて15番だけを弾いている人が多い。
だから15番以外も弾いてる人を探すのがなかなか大変だ。

そしてこの曲集はワルツっぽいのもあるけども、
これでは踊れないだろうという作風の小品も集まってる感じだ。

16 Waltzes, Op. 39: Waltz No. 3 in G-Sharp Minor

16 Waltzes, Op. 39: Waltz No. 6 in C-Sharp Major

16 Waltzes, Op. 39: Waltz No. 15 in A-Flat Major

イェネーの演奏で気に入ったのは、この曲を民族舞踊に近い解釈でちゃんと弾いていることだ。この視点で弾いている人はなかなか居ない。
この曲集はワルツとはなっているけども踊るためのワルツとして作られたものではなくて民族舞踊に近いものだったらしい。
特に15番は踊るっていう感じではなくなっている。
だけど15番は何故か記憶に残るから、たまに聴きたくなる。

私が子供のころに聴いていたブラームスと言えばこの16のワルツだ。
ハンス・リヒター=ハーザーが演奏していたのを良く聴いていた。
嬉しい事に今でもハーザーの演奏は聴けるけど、随分と直線的で直角に曲がるようなキビキビとした演奏だったなと思う。
ショパンのワルツを知るまではワルツってこういうものだと思っていた。
今でこそスメンジャンカのワルツが大好きだけども、
ちゃんとしたワルツから入ったわけではないせいか
ショパンのワルツを知った時の感動は大きかった覚えがある。

そりゃハーザーの演奏するブラームスのワルツから、
ショパンのワルツじゃ感動もするわなと今では理解できる。
直線のワルツから曲線のワルツを知ったようなものだからだ。
子供にハーザーのピアノはちょっと早かった。

だけども、今にして思うとハーザーのピアノを知ってたからこそ、
リズムを揺らすとは何かに気づけたような気がする。


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