見出し画像

世界の美術館の格について

コレクションの質云々はもちろん大切ですが、格式というのも一応存在します。これはあくまでも序列と言ったものではありません

ビゾー・グループ(Bizot group)という国際的な美術館館長ネットワークというものが存在します。公式ウェブサイトも恒久的な公開会員名簿も持たない非公式ネットワークです。何名入ってるのかは、2025年時点でもMaria Balshaw(Tate館長)が「53 international museum directors」と説明している一方、完全な現行名簿は公開されていません。2024年には57とありました。あくまで館長だけによる連合なので、その館長が辞められたら消えることになりますし、館長=美術館ということではありませんが、とはいえここに招待される館長のいる美術館は「格」が高いということは間違いありません

以下に確認できるわずかな資料から参加している館長のいる美術館を羅列しますが、ビゾーの名前から察するように、フランス人主導ですしフランスの美術館がやけに多いのは気のせいです。そもそも国際博物館会議のICOMも本部はパリですし、世界の美術館や博物館はフランスが中心ということになっています。ですからフランスはこれだけ見てもわからないです

ビゾー・グループに招待される館長のいる美術館一覧

ここから先は

2,396字
この記事のみ ¥ 300
Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで

基本的には展覧会評や書評及びエッセイを書きます。海外の美術館情報や小ネタも投稿します。美術好きなら面…

スタンダードⅡ

¥1,000 / 月

patron

¥30,000 / 月

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?