【AI格闘記㊺】デザインより「魂」を削り出せ。64歳の私がObsidianとAIで仕掛ける、秋のHP構築戦略
以前の記事で、私は「HPの作成を一旦やめる」という決断を下した。
進化し続けるAI時代に、今すぐ中途半端な「ハコ(デザイン)」作りに四苦八苦するより、秋に登場するであろう最新AI(Antigravityなど)に委ねる方が賢明だと判断したからだ。
しかし、ただ待っているわけではない。
ハコより先に「中身」を仕込む
ハコは後回しでも、「中身(テキスト)」は今すぐ準備できる。
ClaudeやYouTubeの情報をヒントに、私は「Obsidian(オブシディアン)」というメモアプリをMacに導入することにした。ローカルにMarkdown形式でテキストを保存できるこのツールは、秋にAntigravityなどのAIエージェントに読み込ませてHPを自動構築させるための、最高の「餌(テキストの貯蔵庫)」になる。
さっそくYouTubeを見ながら、64歳の挑戦が始まった。

「Vault」という壁を、Geminiと乗り越える
「Vault(保管庫)」というIT独特の概念に、最初は戸惑った。
Geminiと壁打ちしながら一つひとつ確認し、ようやく前に進める。


Geminiに手順を教わりながら、これまでの壁打ちで作り上げてきた現場知工房のコンセプトやプログラム内容を、コピペして格納していった。
左側にファイルが綺麗に並んだ画面を見ても、正直、まだ「これがHPになる」という実感は湧いていない。線がゴールに届いていない、ほんの第一歩を踏み出した不思議な感覚だ。
それでも、40年の現場経験が「この順番で正しい」と告げている。

コロナ禍が教えてくれた、「核」を先に固める原則
ビジネスが伸び悩むとき、最も大切なのは「顧客解像度を高め、本質を見極める」ことだ。
コロナ禍で私が◯◯沖縄校の責任者を務めていたとき、教室での講義が突然できなくなった。オンライン配信へと切り替わったが、すべての受講生が一人でスムーズに問題を解けるわけではない。映像というハコは整っても、中身(個別フォロー)が抜け落ちていたのだ。
そこで私は、受講生が使い慣れている「LINE」を活用したオンライン面談を実施し、講師陣の協力を得て「LINE質問システム」を泥臭く構築した。いち早く顧客の真の課題を解決した結果、公務員試験上級において過去最高の合格率を叩き出した。
見た目(ハコ)は大事だ。決して蔑ろにしてはいけない。
しかし、まずは「核(事業の本質)」を固めることからしか、ビジネスは始まらない。
「第二の脳」に、現場知を削り込む
ObsidianにMarkdownでひたすらテキストを書き溜める作業は、まさに現場知工房の「核(魂)」を削り出す作業だ。
秋の収穫。AIによるHP自動構に向けて、私はこの「第二の脳」に泥臭く現場知を蓄積し続ける。
華やかなデザインは、後からいくらでも纏わせられる。削り出した魂は、今しか刻めない。
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