才能迷子の僕が見つけた、たったひとつの”宝物”

僕には6年間、誰にも言えなかった秘密がある。
それは、「自分が嫌い」ということだ。

親に期待されることがプレッシャーで、学校でいじめられたことがきっかけで、自分のすべてが否定された気がして…気づけば部屋にこもってゲームばかりしていた。

外の世界を羨ましく眺めていたけど、何も行動しない自分を責める日々。周りの同世代がどんどん先に進んでいく中、僕だけが取り残されている感覚に襲われていた。

そんな僕の転機は、たまたまネットで見かけたある一言だった。
「才能は探すものじゃない。掘り起こすものだ。」

この言葉が、胸に刺さった。
自分には「才能」なんてものがあるのだろうか。そんなのどこにもないと思っていた僕にとって、この一言が信じられないほど大きかった。

翌日、ノートを開いて「僕にできること」「好きなこと」「得意だったこと」を片っ端から書き出してみた。
最初は全然思いつかなかったけど、過去のゲームのスコア、アニメを語るときの熱量、友達に勉強を教えたときの感謝の言葉…。思い出せば思い出すほど、少しだけ「あれ、これって価値になるの?」と思えるものが増えてきた。

でも、同時に心のどこかでこうも思った。
「こんなの、才能なんて言えないよ。もっとすごい人がいる。」と

そこで気づいたのは、僕はずっと"他人の基準"で自分を測っていたってこと。
それに気づいたとき、ゲームをする時間さえ「無駄じゃなかった」と思えたんだ。
自分が楽しんできたこと、それを語れる自分を否定する必要なんてないって気づけた瞬間だった。

そのあと、自分の「得意かも?」を活かしてSNSで思い切ってゲームの攻略記事を書いてみた。
初めてリプライが来た。「すごく分かりやすい!助かりました!」って。

たった一言だったけど、嬉しくてたまらなかった。
「誰かの役に立てる瞬間がある」――それがこんなに心を満たすなんて思ってもいなかった。

才能迷子の僕が気づいたことは、才能って「誰かと比べるもの」じゃなくて「自分にとっての宝物」だってこと。

もしあなたが今の自分が嫌いで仕方なくても大丈夫。
あなたが見つけた「小さな宝物」は、誰かの心を動かせる武器になる。
最初は小さな一歩でいい。それがいつか、大きな道になる。

だから、あなたのペースで始めてみてほしい。
僕もまだまだ歩き始めたばかりだけど、一緒に「次のステージ」に進んでいこう。

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