仕事でコミュニケーションが苦手な自分が、まず変えたいこと
はじめに|仕事で「伝わらない」と感じることが増えた
最近、仕事で「自分はコミュニケーションが苦手だな」と感じる場面が増えました。
相手の話を聞いているつもりなのに、うまく理解できない。理解したつもりで動こうとしても、「あれ、結局何を求められていたんだっけ?」と迷ってしまう。
特に社長やリーダーから依頼を受けたときに、その場では分かった気になるのですが、後から整理しようとすると急に不安になることがあります。
最初は「話し方が下手なのかな」と思っていました。
でも最近、自分の中で少し違う原因が見えてきました。もしかすると、自分に必要なのは話術ではなく、まず“相手の意図を理解する力”なのかもしれません。
コミュニケーションが苦手なのは、話し方だけの問題ではなかった
今まで私は、仕事でコミュニケーションがうまくいかない原因を「自分は話すのが苦手だから」だと思っていました。
もちろん、話し方も大事です。
結論から話すこと、簡潔に伝えること、相手に分かりやすく説明すること。どれも仕事では必要な力です。
でも、最近気づいたのは、話し方以前に理解が浅いまま伝えようとしていたということです。
相手の言葉を聞いて、「なるほど」と思う。
でも、本当に意味を理解できているかというと、実は曖昧なまま。
その状態で誰かに説明しようとするから、言葉が出てこない。
質問されると詰まる。
結果として、「うまく伝えられない」と感じてしまう。
つまり、私の課題は「話す力」だけではなく、話す前に理解を深める力だったのだと思います。
相手の言葉をそのまま使おうとして、理解が浅くなっていた
特に大きな気づきだったのは、私は相手が話した言葉を、そのまま流用しようとしていたことです。
例えば、社長やリーダーから
「この導線をもっと自然にしたい」
「このページの役割を整理したい」
「ユーザー目線で見直してほしい」
と言われたとします。
今までの私は、その言葉をそのまま覚えようとしていました。
「導線を自然にするんだな」
「ページの役割を整理するんだな」
「ユーザー目線で見るんだな」
でも、これだけだと本当の意味までは理解できていません。
大事なのは、
「なぜ導線を自然にしたいのか」
「ページの役割を整理すると、何が良くなるのか」
「ユーザー目線とは、具体的にどの行動を見ればいいのか」
ここまで考えることだったんだと思います。
相手の言葉をそのまま使うのではなく、自分の言葉に変換すること。
これができて初めて、理解したと言えるのかもしれません。
「理解してから質問しよう」と思うほど、動けなくなる
もう一つ、自分の中で大きかったのが、
「ちゃんと理解してから質問しないといけない」
と思いすぎていたことです。
分からないことがある。
でも、すぐ聞くのは申し訳ない。
もう少し自分で考えよう。
もう少し整理してから聞こう。
そう思っているうちに、時間だけが過ぎていくことがあります。
しかも、考えれば考えるほど、余計に分からなくなることもあります。
頭の中で同じところをぐるぐる回って、「結局何を確認すればいいんだっけ?」となってしまう。
でも最近思ったのは、完璧に理解してから質問する必要はないということです。
むしろ、仕事では確認しながら理解を深めることの方が大事なのかもしれません。
分からないことを恐れるのではなく、
「ここまでは理解しています。でも、この部分は確認したいです」
と伝えられる方が、結果的に相手も安心するはずです。
社長やリーダーからの依頼で大事なのは、目的を確認すること
これから特に意識したいのは、依頼を受けたときに目的を確認することです。
例えば、社長やリーダーから何か依頼を受けたとき、すぐに作業内容だけを考えるのではなく、
「何のためにやるのか」
「最終的にどうなればいいのか」
「何を一番重視しているのか」
を確認するようにしたいです。
そのときに使いたい言葉がこれです。
「私の理解では、〇〇という目的で△△を実施するという認識ですが、合っていますか?」
この聞き方なら、ただ「分かりません」と聞くよりも、自分なりに考えていることが伝わります。
相手も、
「そうそう、それで合っている」
「いや、目的はそこではなくて、こっち」
と修正しやすくなります。
コミュニケーションが上手い人は、話がうまい人というより、認識合わせがうまい人なのかもしれません。
これからは「こういう目的で合っていますか?」と聞ける人になりたい
正直、まだ私はコミュニケーションが得意になったわけではありません。
むしろ、今も苦手意識はあります。
でも、少しだけ改善の方向性は見えてきました。
それは、分からないことを隠さないことです。
今までは、分からないことに対して少し怖さがありました。
「理解できていないと思われたらどうしよう」
「こんなこと聞いていいのかな」
「ちゃんと分かってから話さないと」
そう考えてしまうことが多かったです。
でも、分からないまま進める方が、結果的に相手にも迷惑をかけてしまうことがあります。
だからこれからは、
「こういう目的で実施するという認識で合っていますか?」
「最終的にはこの状態を目指す理解でよろしいですか?」
「優先すべきポイントはここで合っていますか?」
と、早めに確認できる人になりたいです。
完璧に理解できていないことを恐れるのではなく、確認することで理解を深めていきたいと思います。
AIに壁打ちして、自分の理解を整理する習慣をつけたい
もう一つ、これから取り入れたいのがAIへの壁打ちです。
ただし、最初からAIに丸投げするのではなく、まずは自分なりに考える。
そのうえで、
「社長はこう言っていました」
「私はこういう意味だと理解しました」
「この解釈でズレているところはありますか?」
とAIに聞いてみる。
そうすると、自分の理解の浅い部分や、抜けている視点に気づけるかもしれません。
私は考えるのに時間がかかるタイプです。
だからこそ、一人で抱え込みすぎるのではなく、AIを使って自分の考えを整理する習慣をつけたいです。
仕事で大事なのは、最初から完璧に答えを出すことではなく、
自分の理解を少しずつ深めて、相手と認識を合わせていくことなのだと思います。
まとめ|まずは完璧に理解するより、確認する勇気を持つ
今回、自分のコミュニケーションについて考えてみて、私は「話し方」よりも「理解の仕方」を見直す必要があると感じました。
相手の言葉をそのまま使おうとするのではなく、自分の言葉に変換すること。
分からないことを恐れず、早めに確認すること。
依頼を受けたら、作業内容だけでなく目的を確認すること。
そして、自分の理解をAIに壁打ちして整理すること。
まだすぐに変われるわけではありません。
でも、まずは一つだけ意識したいです。
「こういう目的で実施するという認識で合っていますか?」
この一言を使えるようになるだけでも、仕事のコミュニケーションは少しずつ変わっていく気がしています。
コミュニケーションが苦手だからといって、すぐに話し上手になる必要はない。
まずは、相手の意図を理解しようとすること。
そして、確認する勇気を持つこと。
ここから始めていきたいと思います。
読者のみなさんへ
同じように、仕事で「うまく伝えられない」「相手の意図を理解するのに時間がかかる」と感じている人もいるかもしれません。
私もまだ改善途中です。
でも、苦手だと感じるからこそ、少しずつ向き合っていけばいいのだと思います。
もし同じように悩んでいる方がいたら、まずは一緒に
「この目的で合っていますか?」
と確認するところから始めてみませんか。
