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「剃毛フェチ」を実際にやってみたら、自分の性癖の正体がわかった

※今回の記事は有料にはしていますが、3300字中2800字は無料で読めます。手前部分まで楽しんでいってください。気になる方はもちろん是非その先も。


以前、こんな記事を書きました。


私には「剃毛フェチ」という性癖があるらしい。

……らしい、というのは、その時点ではまだ実際にやったことがなかったからです。

自分が剃られたいわけではありません。
男性の身体に自分でカミソリを当てて、剃りたい。

しかも誰でもいいわけじゃない。特定のセラピストに対して、「この人を剃ってみたい」と思ったのが始まりでした。

前の記事では、なぜそんなことに興奮するんだろう?と自分なりに考えて、もしかしてこれは、支配欲に近いものなんじゃないか。

そんなところまで書きました。
ただし、あくまで妄想です。

頭の中で興奮することと、実際にやってみたいことは同じとは限らない。
ましてや本当にやってみたら、

「思ってたのと違う」

になる可能性だってあります。

ところが。


剃らせてくれる人、現れました。
というか、前の記事で「剃ってみたい」と思っていた、まさにその本人です。

「こんど剃らせてくれない?」

きっかけは、ほんとうにただの雑談でした。

身体のある部分を見ていて(というかもうそこです😇)

「ここの処理どうしてるの?」

と聞いたら、

「カミソリで剃ってる」

と言う。

なので、

「え、それこんど私に剃らせてくれない?」

と聞いてみました。

彼は20歳下のセラピスト。
私のちょっと変なお願いを、かなりの確率で聞いてくれるセラピストです。

以前にも、

「ひとりでするところ見せて」

とか、

「まゆげ生えかけてるから、ここピンセットで抜いていい?」

とか。

思いついたことを口にすると、わりと快諾してくれます。
今回も、

「えー、ちょっと恥ずかしいな。でも、すみれちゃんが剃ってくれるならうれしいな」

とのこと。

ただ、そのときは雑談の中でサーッと流れていったので、私はそこまで本気にしていませんでした。

そして次に会ったとき。
彼の持ち物の中に、T字カミソリとジェルがある。

「あれっ」

と私が気づくと、

「?」

という顔をして、

「だって、すみれちゃん剃ってくれるんでしょ」

……覚えてたんだ。
ほんとに剃らせてくれるんだ。  

とはいえ、私は人の身体を剃ったことなんてありません。
まずは、お手本を見せてもらう。

性癖はあっても、技術はない。

ケガをさせたいわけでは絶対にないので、

「いつもどうやってるか、一回見せて」

とお願いしました。

カミソリを当てる角度。

どれくらい力を入れるのか。

どういう方向に動かすのか。

まずは彼が普段やっているところを見せてもらう。

それからカミソリを受け取りました。


今度は私が、彼の身体に手を置く。
そして、刃をすべらせる。

……こわ。

やってみると、思っていた以上に難しい。
特に凹凸のあるところは怖くて無理でした。

平らな部分だけ、慎重に。
ゆっくり。

彼の身体にカミソリをすべらせていきました。
すると。

彼が緊張しているのが、なんとなくわかる。

そりゃそうです。

刃物だもんね。
こわいよね。

「これ、痛い?」
「こわい?」

そんなことを聞きながら剃っていました。

そして、そのとき気づきました。

私、この状態がものすごく好きだ。

こわいのに、私に任せてじっとしている。

「かわいそう……!」

と思うんです。

こわいだろうな。
緊張してるだろうな。
それでも動かず、私に身体を任せている。

無抵抗。

これが、たまらなく興奮する。

もちろん、本当に嫌がっている人を無理やり剃りたいわけではありません。

逆です。

ケガをさせそうなら絶対にやめたいし、痛いなら言ってほしい。

それなのに、

「こわいのに、私に任せてる」

という状態には興奮する。
この違いはなんなんだろう。

たぶん私は、相手の意思を無視したいわけじゃない。

相手が自分から、

「すみれちゃんならいいよ」

と許してくれた、その範囲の中で。

私に身体を預けて、私のすることを受け入れて、じっとしている。

そこがいいんだと思います。

だから、誰でもいいわけじゃない。
「剃毛させてくれる男性」が好きなのではなくて、
この人が、私に剃らせてくれることがいい。


性癖の答え合わせ。

前の記事を書いたとき、

これは支配欲なんじゃないか?

と考えました。

実際にやってみて。
うん。
たぶん、かなり当たってた。

私は支配する側に興奮するらしい。

じゃあ逆に、

「今度はすみれちゃんも剃ってあげる」

と言われたらどうなのか。

……いや。
それは全然違う。

私は剃られたいわけではない。

剃毛という行為そのものに興奮しているのなら、される側でも何か感じそうなものですが、そこにはまったく興味がありません。

私がしたい。

彼がおとなしくしているところを、私が剃りたい。

そう考えると、「剃毛フェチ」という言葉だけでは説明しきれないのかもしれません。

私が興奮していたのは、カミソリでも、毛がなくなることでもなく、

私に身を委ねている相手を、自分の手でどうにかすること。

剃毛は、それがものすごくわかりやすく現れる行為だったのかもしれません。

そして、やってみたら満足した。

ただ。

せっかく念願かなって実現したというのに、

「また絶対やりたい!」

とは、今のところなっていません。

むしろ、

一回できたから、もういいかな……。


という感じです。
ひとつだけ心残りがあるとすれば、私の技術力。

ほんとうは、自分の手できれいにつるつるにしてあげたかった。

でも実際には、

「これ以上やったらケガさせるかも」

と思ったところで、

「ごめん、ここから自分でやって」

とカミソリを返しました。

はがゆい。

もし私に、安心してつるつるにできるほどの技術があったら。

もう一回やりたいと思ったのかな。
それはちょっとわかりません。
でも、今回ひとつわかったことがあります。

性癖って、頭の中で考えているだけでも「自分はこれが好きなんだ」と思えるけど、


実際にやってみると、答え合わせになる。

何がよかった?
どの瞬間に興奮した?
逆の立場でもやりたい?
相手は誰でもいい?
もう一度やりたい?

ひとつずつ見ていくと、「剃毛が好き」という一言の奥にあったものが見えてきました。

私は剃られたいわけじゃない。
誰でもいいわけでもない。
傷つけたいわけでもない。

でも、

私のすることを受け入れて、無抵抗に身を委ねてくれる相手には興奮する。

なるほど。
やっぱり私は、そっちなんだ。
妄想の中で見つけた性癖を、実際にやって確かめてみた。

今回はそんな、

私の性癖の答え合わせでした。

今日はこの下にオマケあります

☆オマケ☆

もう今回の出来事のあらかたは無料部でしゃべってます。この先はちょっとR18か?というところで念のため有料にしますが、実験的に115円(良いご縁♡)にしています。是非この機会に手に取ってみてください。


浴室に立たせた彼の下に私が膝まづく。専用ジェルをたっぷりつけて、T字カミソリをまず上から下にすべらせる。彼が息を飲む。

「緊張してるの?」私が彼を見上げる。

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