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アメリカ旅行 準備編3 支払と移動

アメリカ合衆国への旅が近づくにつれ、ふと現実的な準備のことが頭をよぎる。現地での快適さを大きく左右するのは、何と言っても「支払い方法」と「移動方法」の二大テーマだ。

まずは支払いについて。キャッシュレスが進むアメリカでも、やはり最低限の現金は持っておきたい。手元にある約80ドルの現金に加え、出発前の空港で意識して1ドル札を少し多めに両替しておこうと思う。

ダイヤモンドヘッド入口

チップなどを含めて、細かい現金が必要になる場面は少なくない。1ドル札の有無が、現地での細やかなスムーズさを決めるのだ。7年前のハワイ・ダイヤモンドヘッドのハイキングでは、入口で1ドルを徴収された。こういう時にさっと1ドル札を渡せるのはスマートです。

メインの支払いを担うクレジットカード選びでは、頭を悩ませるポイントが多い。

近年の度重なる改定により、多くのカード会社が海外事務手数料を3%以上に引き上げているなかで、イオンカードは一律1.6%という良心的な水準をしっかりと死守してくれている。これは実用面で非常に心強く、今回の旅の第一候補だ。

さらに、為替コストが低く抑えられる「WISE(ワイズ)」のデビットカードも組み合わせることで、賢くスマートに決済を乗り切りたいと考えている。


そして、もう一つの懸念材料である現地での移動についても、嬉しい変化が進んでいる。

最近では現地の地下鉄やバスといった公共交通機関において、クレジットカードのタッチ決済が普及し、切符の買い方に戸惑う心配がぐっと減った。

ブリュッセルのトラム

ロンドンやブリュッセルの地下鉄やトラム・バスで導入されているコンタクトレス乗車のように、普段使っているカードを改札にかざすだけで乗れるのは実にありがたい。

日本のsuicaのような交通カードを、海外の都市で購入しチャージするのは、なかなか手間がかかる。住民にとって便利かもしれないが、外国人にとっては、切符自販機の操作など、ちょっとしたことが難関となる。

交通機関でタッチ決済がそのまま使えるとなれば、不慣れな土地での移動の難易度が劇的に下がり、旅の緊張感も心地よいワクワク感へと変わっていく。


シルバーウィークを利用した今回の北米への短期旅。現地での滞在は2泊3日で、実際に自由に動ける時間は、実質的にたった1日だけという弾丸スケジュールだ。

限られた時間とはいえ、あれもこれもと欲張る必要はない。
目的地はホテルからそう遠くない、街の象徴である有名観光地や歴史ある博物館に絞り込む。

細かく予定を詰め込んでしまうと、旅先特有の緊張感や年齢的な体力のこともあり、かえって疲れてしまうものだ。だからこそ、あえてカレンダー通りの緻密なスケジュールは作らない。当日の空の色や、自分の心の向くままに足を運ぶ、そんな大人のゆとりを持った気ままな散策にしたい。

タッチ決済でスムーズに乗れる地下鉄やバスに身を委ね、気の向くままに降り立った街角で素敵なカフェを見つけてコーヒーを味わう。そんな偶然の出会いを楽しむくらいの心構えが、きっと一番の贅沢なのだと思う。

出発まであと約1ヶ月、大きなトラブルが無いことを祈っています。

(つづく)

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