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note実験室【4】│お盆のnoteを追いかけたら、月間1万ビューの「壁」が見えてきた。




インターネットに約30年関わってきた
僕には、お盆の時期になると
メルマガや迷惑メールの類が、
極端に少なくなるという実感がある。

ひょっとして、note読者もお盆休みで、
記事を読まなくなるのでは?
そんなことを考えた。

いっそ、記事を書くことも、
お盆休みにしようか?
とも考えたけれど、
お盆の間も、ついつい書き続けてしまった。

数字を追っているうちに、
僕は妙なことに気づいた。

投稿した直後、記事の初速は確かに弱い。
なのに、僕のnote全体のビューは、
止まっていない。

そして、さらに30日間の数字を追っていくと、
もっと面白いことが分かってきた。

ど   やら僕のnoteには、
「1万ビューの壁」が見え始めている。

今回の実験室④は、
こんなテーマのリアルを展開していきます。

お盆は、やっぱり静かだった

お盆になると、街の空気が変わる。
普段なら仕事をしている人が休みになる。
帰省する人もいる。
旅行に出る人もいる。
家族と一緒に過ごす時間も増える。
当然、noteを開く時間だって変わるだろう。

いつもの朝。
いつもの昼休み。
いつもの帰宅後。
そういう生活のリズムそのものが、
お盆には少し崩れる。

だから僕は、
「お盆は、新しい記事を出しても鈍い
のではないか?」

そんな予測を立てていた。

実際、今回のお盆期間中に
投稿した記事を見ても、
投稿直後に一気に走っていく感じは弱かった。

ただし、ここは慎重に見なければいけない。
記事の内容も、タイトルも、投稿時間も違う。

だから、個別の記事のビューだけを見て、
「お盆だから読まれなかった」
と断定することはできない。

僕が知りたかったのは、
もっと大きな動きだった。
新着記事の初速が弱くなったとき、
note全体はどうなるのか。

そこで、「全期間のビュー」を見ることにした。

noteの「全期間のビュー」を見ていると、こう動いていた。


8月17日。全期間 21,472ビュー。
8月18日。全期間 21,979ビュー。
一日で、+507。

これはすごい。

「お盆明けだから、読者が戻ってきたのかな」と思った。

ところが、全期間ビューのその後も止まらない。
8月19日には、22,314ビュー。
8月20日には、22,673ビュー。
8月21日には、23,116ビュー。
8月17日から21日までの4日間で、
+1,644ビュー。

新着記事の初速だけを見ていたら、
「お盆は静かだな」
で終わっていたかもしれない。

でも、全体を見ると違う。
noteそのものは、ちゃんと動いている。

ここで、僕は考えた。
新しい記事の初速が弱いのに、
全体ビューが積み上がる。

だったら、誰が読んでいるんだ?

過去の記事が、働いていた


答えの一つは、過去記事だった。

僕のnoteには、
これまで書いてきた記事がたくさん残っている。

新しい記事を投稿したからといって、
昨日までの記事が消えるわけではない。

誰かが新しい記事を読んで、
「この人、ほかにどんな記事を
書いているんだろう」
と思えば、過去の記事に移動する。

検索やおすすめなど、
別の入口から過去の記事にたどり着く人もいる。

つまり、僕が新しい記事を
書いていない時間にも、
以前書いた記事が、
読者を受け止めている。

これは、今回あらためて実感した。

記事は、投稿した瞬間に
役目を終えるものではない。

むしろ、そこからnoteの中に残り続ける。
新着記事の初速が弱い日でも、
過去の記事まで全部止まるわけではない。

だから、
「新着記事が弱い」ことと
「note全体が弱い」ことは、同じではない。

ここは、今回の実験でかなり大きな発見だった。

そして、月間1万ビューの話が面白くなってきた


8月17日の時点で、僕の30日間ビューは、
7月18日~8月17日 9,241ビュー。
あと759。

当時は、1日300ビュー前後のペースだったから、
「2~3日で1万ビューに届くかもしれない」
と思った。

ところが。

30日間ビューという数字は、
単純に足し算をしていけば
いいものではなかった。

8月19日。
7月20日~8月19日
9,632ビュー。

1万ビューにかなり近づいた。

ところが8月21日。
7月22日~8月21日
9,601ビュー。

……あれ?
31ビュー減っている。

1万ビューまで、あと399。
近づいているようで、少し遠ざかっている。

ここで僕は、ようやく気づいた。

30日間ビューは「貯金」ではなかった


僕はそれまで、なんとなく30日間ビューを、
「30日分のビューを積み上げた数字」
くらいに考えていた。

でも、違う。

30日間ビューは、毎日、入れ替わっている。

8月22日になれば、
新しく8月22日のビューが入る。
その一方で、
30日前の7月22日のビューが抜ける。

つまり、新しい一日が入ってくると同時に、
古い一日が出ていく。

だから、30日間ビューを増やすには、
新しく入ってくる一日分のビューが、
抜けていく一日分のビューを
上回らなければならない。

たとえば、
新しく入ってくる一日が300ビューでも、
30日前に抜けていく一日が350ビューなら、
30日間ビューは50減る。

逆に、
新しく入ってくる一日が400ビューで、
抜けていく一日が250ビューなら、
150増える。

つまり、
「1日300ビュー出ているから、1か月で9,000ビュー」
という単純な話ではない。

必要なのは、
新しく入ってくる一日分のビューが、
抜けていく一日分のビューを上回り続けること。

しかも、拮抗するだけではない。
突き放さなければ、上昇は続かない。
これが、僕にとって
今回の一番大きな発見だった。

だから「月間1万ビューの壁」が見えてきた


8月17日には、9,241。
8月19日には、9,632。
「もうすぐ1万だ」
と思った。

ところが8月21日には、
9,601。
1万に向かって一直線に進むわけではない。

30日前の数字によっては、
せっかく積み上げた分が抜けていく。

だから、1万ビューを超えるためには、
一時的にビューを増やすだけでは足りない。

新しく入ってくるビューを、
これまでより高い水準にしなければならない。

そして、それを一日だけではなく、
続ける必要がある。

ここまで分かってくると、
「1万ビューを達成する」
という目標の意味が変わってくる。

単純な数字の目標ではない。
今までよりも強い流入を、30日間維持できるか。
ということなのだ。

じゃあ、何を増やせばいいのか


ここで、僕の中にもう一つの疑問が生まれた。

新しい読者を増やせばいい。
もちろん、それはそうだ。
新しく僕のnoteを知ってくれる人が増えれば、
読まれる可能性も増える。

でも、それだけでは足りないのではないか。

新しく来てくれた人が、
「この人、また読もう」
と思ってくれなければ、
その日のビューだけで終わってしまう。

一方で、
今まで読んでくれていた人が、
「最近、ちょっと違うな」
と感じて離れてしまえば、
30日前のビューが抜けていくときに、
その穴を埋められなくなる。

つまり、
新しい人を増やすこと。
そして、
今まで読んでくれている人に残ってもらうこと。
この二つは、別々の話ではない。

むしろ、
1万ビューの先に進むためには、
両方が必要なのではないか。

僕は、そう考えるようになった。

入口を大きくして、僕は「新しい人」を増やした


ここで、これまでの実験ともつながってくる。

僕は以前、入り口を大きくした。
フォロワーを増やすことを、
かなり意識的にやった。
その結果、実際にフォロワーは大きく増えた。

だから、
入口を大きくすることは失敗ではない。

むしろ、僕のnoteにかなり大きな変化を
もたらした実験だった。

ただ、その実験を通して、次の問いが生まれた。

増えたフォロワーは、
本当に僕の記事を読む人になったのか。

そして、
もともと読んでくれていた人たちは、
今も僕の記事についてきてくれているのか。

ここは、まだ十分に検証できていない。

でも、今回30日間ビューの動きを見ていると、

この二つを無視して、
ビューだけを追うことはできない
と思うようになった。

新しい読者だけでも、古い読者だけでもない


もし1万ビューに壁があるとするなら、
僕がやるべきことは、
単純にフォロワーを増やし続けることではない。

新しい人に届く記事を書く。
でも、以前から読んでくれている人にも、
「やっぱり、この人の記事は読みたい」
と思ってもらう。

新しい読者が入ってくる。
その人たちが残る。
そして、今までの読者も残る。

そうやって、毎日入ってくるビューが、
30日前に抜けていくビューを少しずつ上回る。

それが続けば、
9,600が9,700になり、
9,800になり、
9,900になり、
その先に1万がある。

僕は今、そんなふうに見えている。

だから、お盆は「休むべき」だったのか?


最初の問いに戻ろう。

お盆は、noteを休むべきなのか。

今の僕の答えは、「休むべき」とも、
「休まないべき」とも言えない。

ただ、一つ分かったことがある。

お盆は、
新着記事の初速を狙うには不利かもしれない。

でも、
note全体のビューまで止まるわけではない。
過去の記事が働いているからだ。

僕が推測するに、平日の読まれ方と
長期休日の読まれ方は違うのだと思う。

平日は、読む記事が浅い。
読む記事が今日あげた記事中心になる。

長期休日は、読む記事が深い。
少数派ではあるが、僕のnoteに関心を
持ってくれる貴重な読者が
過去記事を隈なく読んでくれる。
そんな動きが、見て取れた。

そして、もっと大事なのは、
新着記事の初速だけを見て、
note全体を判断してはいけない
ということだった。

記事には、投稿直後の役割がある。
そして、投稿したあとに残り続ける役割もある。その両方を見る必要がある。

「休むかどうか」より、大事なこと


今回、
僕は「お盆は記事を温存したほうがいいのは?」と思って、この実験を始めた。
でも、最後には別のところにたどり着いた。

大事なのは、投稿するか、休むか。
ではなかった。

新しく入ってくる読者と、
今までの読者の両方に、
どうやって記事を届け続けるか。

こっちだった。

お盆という特殊な期間を観察したことで、

僕のnoteがこれからどこへ向かわなければならないのかが、少し見えた気がする。

そして、1万ビューはまだ超えていない。

8月21日現在。
30日間ビューは、9,601。
あと399。

でも、僕はもう、
「あと399だから、すぐ1万」
とは思っていない。

30日前に抜けていく数字も見なければならない。
新しく入ってくる数字も見なければならない。

そして、
新しい読者が残ってくれるか。
今までの読者も残ってくれるか。

その両方を見なければならない。

1万ビューという数字は、
単に「たくさん読まれた」という
証ではないのかもしれない。

新しい読者を迎えながら、
今までの読者との関係も守れている。

その結果として、30日間の数字が1万を超える。

僕は、そんな数字なのではないか
と思い始めている。

お盆は、もう終わる。

読者の生活も、
少しずついつものリズムに戻っていく。

さて。
ここから、30日間ビューはどう動くのか。
9,601は、1万を超えるのか。

それとも、
また30日前の数字に押し戻されるのか。

そして、その先に進むには、
「新しい人を増やす」のと
「今までの人に残ってもらう」のと、
どちらが重要なのか。

これは、まだ分からない。
だから、もう少し数字を追ってみる。

note実験室⑤は、たぶんここから始まる。

最後まで
お読みいただきありがとうございます。

続けてnote実験室【5】をお読みください。

下のnote実験室【回答編】では、読まれるために一番大切なことは何か?note初心者が見逃しやすいポイントをズバリ解説しています。
ぜひ、読んでみてください。


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澪(みお)│人生探究家│📖note実験室|フォロバ100% この記事が、あなたの心にちょっとでも寄り添えたなら、サポートしていただけると、とても励みになります。 いただいたチップは、これからの執筆活動と、同じように悩む誰かへの物語づくりに大切に使わせていただきます。

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