「相撲」初場所展望号を読んで
私はこの雑誌が大好きで、毎号欠かさず購入しています。売れなくなって休刊されては困るので、ネタバレのないよう気をつけて感想をつづります。
ダブル綱取り
ダブル綱取りの琴櫻関と豊昇龍関がクローズアップされていました。2人同時に横綱に昇進すれば55年ぶりのことになるそうです。
琴櫻関が先場所見せつけた強さの一つとして、「15日間変わらぬ平常心」を挙げていました。これまでの琴櫻関は終盤、優勝争いから脱落すると急に相撲に力がなくなる…と感じていたのは確か。優勝した九州場所はずっと勝ち続けていたので集中力が切れるなんてことはなかったでしょうけど、この後、もし仮に終盤で劣勢になった場合でも、強い気持ちで巻き返しを狙えるかどうか。真価が問われそうです。綱取りがとても楽しみです。
豊昇龍関は強引な投げを封印して、前へ前への積極的な相撲に変わりました。先場所の15日間を見ていて、この大関は素直に人のアドバイスに耳を傾ける方なのだなぁと、好感度が爆上がりしました。だから強くなるんですね。「(綱取りは)特に意識せず、一日一番集中」とのことでした。巡業で見せる人なつっこい笑顔も魅力的な大関です。
兄弟同時三役
久しぶりに兄弟三役が実現した若元春関、若隆景関にも、さらりとですが触れてありました。関脇復帰の若元春関にはご本人の希望通り、とにかく優勝してもらいたいし、腹を決めて大関を目指してほしいと願っています。そして何より若隆景関の復活が2024年の個人的ハイライト。怪我をされた後、稽古場で黒まわしを付けていた姿を見て、涙が出ました。大怪我から血のにじむようなリハビリと努力の末に、元の地位まで戻ってこられた若隆景関。応援しています。
北の富士さん
「技の世界」では、亡くなられた北の富士さんの相撲を取り上げていました。〝柔らかい速攻〟という表現が素敵。評伝も掲載されています。もう解説が聞けなくなり、コラムも読めなくなるのはとても寂しいです。ご冥福をお祈りします。
このほか「大相撲10大ニュース」や「明日の関取を探せ」も載っていて、充実の内容でした。付録のカレンダーも大活躍。
初場所は1月12日が初日。もう一人の大関・大の里関も闘志をメラメラと燃やしているでしょうし、個人的には急速に力を付けている王鵬関にも大注目です。霧島関の復活も見たい、尊富士関の大勝ちが…とキリがありませんので、この辺で。
お読みいただき、ありがとうございました。
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