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登山を趣味にしたら、、、山で働いている件(山小屋の午前の流れ編)

山を趣味にして間もないが、勤続20年間近の会社を辞めた。
過去の栄光を振り返るのは数日だけ。これからのこと考えると不安もあるが、それ以上に楽しみが大きい!選び放題の中、辿り着いたのは山小屋バイト。

自然の中、時を忘れ、優雅に過ごす。ただし、山小屋スタッフは違う。自然と時間との戦い。朝食後に短い休憩、そして皆一斉に館内清掃となる。
客室では掃き掃除、布団の整理がある。使われた布団をたたみ直し、汚れの確認。シーツ、枕カバーは汚れなければそのまま使用。山の中の為、毎回クリーニングもできないし、洗濯も貴重な水を使うことになる。スタッフ判断だが、判断つかない時は迷わず洗い。時間短縮。使っていない布団は確認程度となる。
意外と見た目判断難しいのが、しっかりきっちりとたたんでいただいている布団。隣の未使用布団と同じように整理されている時がある。有り難いのだが、判断難しい。
そんな時、あるスタッフが教えてくれた。
「布団の中に手を入れると良いよ!」
???
入れてみた。
「温もりを感じる!」
この山小屋の布団は保温性が高い為、使われた布団は温かさをキープ!未使用とはかなりの温度差!よくぞ気付かれた!時間短縮である。
他にも判断材料はあり、布団置き方や、シーツ結び目の向きがある。

部屋入った時、シーツの結び目は見えない向きで置く。

これ意外と気が付かないが、他の山小屋でもなっているところ多い。これやると見た目がキレイ!

客室では飲食禁止になっているのに、食べたゴミや食べカスが出てくることがある。絶対とは言わないが、バレないよう後始末もやってくれ!と思う日もあった。それでも客室掃除はまだ良い。共に作業する仲間もいるから良い。

午前の仕事には客室清掃以外もある。皆和気あいあいの作業の中、黙々と孤独感満載な作業。
通称「燃し(もし)」と呼ばれている、外での作業。その名の通り、燃えるゴミを燃やす作業。ダンボールや木クズなどの焼却である。
この燃しは責任重大で、一旦始めたらその場からは離れられない。
そうここは山の中。火事になったら一大事!いつでも消せる状態で、燃やす量も調整しながら行う。風も吹き、たまに雨も降る。悪天候ではない限り、燃しは行われる。燃した煙がお客様に行かぬよう、午前の早い時間から行われる。他のスタッフより開始が早い作業だが、天気の良い日は絶景を独占できる!山の朝は寒いので、ポカポカして気持ち良い!孤独感満載だが、天気良い日には最高な作業。
館内清掃が終わるまで続き、小屋から誰かが呼びに来てくれるのだが、結構忘れられることも多い…。

もうひとつの孤独作業がある。
それは、、、
トイレ掃除。

皆、やりたくない。現代にも残る3K。特に山小屋のトイレは使用率100%超え!お金払っても使いたい。特にこの小屋は水洗でキレイと評判!使わない者はいない。
そしてこの小屋は、建物新しいが中身は昭和。表現難しいが、いろいろやり方が新旧入り混じっている。
トイレ掃除は旧の方。掃除も手洗いなので、道具も懐かしさがある。道具を駆使して、便器、ドア、壁、床を磨く。毎日、男女それぞれひとりずつ、黙々と磨くのである。
「清掃中」の札を出し、使用不可の案内もアナウンスしているが、我慢できない方もいたりする。そんな時は作業一時中断。そしてまた磨く。この日々の作業で快適な空間を提供できている。

清掃後には、ちょっとした休憩あり、その後に前半作業、後半作業に分かれる。
正午までの残り時間を半々にして、前半組はそのまま仕込みや補充、売店などの業務、後半組はその間が休憩。正午にまた全員集まる。と、いった感じが午前中の仕事。

そして、前半組が仕込みの確認し、後半組が休憩中にどこ行くか盛り上がっている頃、「燃し」の存在を忘れていたことに気がつくのでした!

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