登山を趣味にしたら、、、山で働いている件(小屋開き雷編)
山を趣味にして間もないが、勤続20年間近の会社を辞めた。
辞めてからは初めての経験ばかり。憧れの山小屋で働くことになったが、若者に混ざりながらの作業に四苦八苦。それでも貴重な体験させてもらっていることに感謝の日々。
予備の水源からの水も溜まり、水道開通!とりあえずライフラインが整う。蛇口ひねれば水が出る。それだけで感動!幸せを感じる。調理も、トイレも、しかもシャワーまで使用可能!ボイラーあるからお湯も出る!山小屋ではないような山小屋である。とことん汗かけるので、作業も進む。
山に入ってまだ日は浅いが、小屋も片付いてきた頃、メンバーの特徴がわかってくる。まとめキャラ、おふざけキャラ、いじられキャラ、マジメキャラなど、面白いほどバラバラ。でもそれがハマり、人間関係は良好。チームワークばっちり!バイトメンバーは年齢差関係なく、すごく良い仲なのだが、上司にあたる支配人の本性があらわに…。
率直に言えば「ザ・昭和」。上に立つ者が絶対感満載の方である。思い通りにいかないと怒鳴る。とにかく怒鳴る。バイトほとんど怒鳴られた。若者は立ち直り早いが、ある程度の年齢いってると、ショックも大きく、立ち直りも遅い。反論しようとも思ったが、何せ逃げ場がない。耐えるしかない。
会社員時代もいた。自分の機嫌で態度が変わる人。そういう人とは関わりたくない、と、自然豊かなこの場所なら!と思っていたが、ここにも居た。どこにでもいるんだなぁと軽く受け止めることにする。
ちなみに自分が今期の山小屋で怒鳴られた第1号。理由は排水溝の受け部分を洗浄機で洗おうとしたこと。「汚いだろうがぁ!」と雷落ちる。「ある程度、手洗いしたし、汚れ落とす為の機械だろうがぁ!」と、反論寸前だったが、こういう場合、まずは謝る。とにかく謝る。怒鳴られる中、謝る。
雷が去った後、皆が励ましてくれる。コレが泣きそうになる。昨年の経験者曰く、前回も同じことして怒鳴られてた人いるとのこと。そしてわかった!こんなに綺麗で、眺めも良く、快適な場所なのに、昨年から連続して勤務する人が少ない理由。それは雷だ。山では天候も大事だとつくづく思った。
ちなみにその日、支配人とはシャワーが一緒になり、再度お詫び。支配人からも怒鳴ったことの謝罪受けた。その後、支配人と一緒に作業する機会も増え、結果的には可愛がってもらえた。良き思い出となっている。
支配人が言っていたが、
「小屋みんな楽しく和気あいあいで仕事したいなら、雇われオーナーの小屋に行け!家族経営の小屋は生活が掛かっているから、どんな奴にも言うことは言う!楽しさは求めてないっ!」とキッパリ!
確かにまだ頂上へ向かうには早い時期に、行ける所まで行くという登山者が来た時にも、容赦なく雷落としていた。山の番人だ。
しかし今やSNSがこれだけ普及した時代。囁かれたら評判ガタ落ちの恐れあり。山で働くというのは、危険と隣り合わせなんだなぁと、身をもって教えてくれている。山では全て自己責任。天気には注意していこう、と思った出来事でした。
