見出し画像

登山を趣味にしたら、、、山で働けた件(入山・雪山編)

山を趣味にして間もないが、勤続20年間近の会社を辞めた。
辞めてからやりたいことをやり、山小屋勤務に辿り着く。アッという間の入山日。山小屋に辿り着くまでの道のりは長い…。
入山メンバーの荷物争奪戦も終わり、いよいよ山小屋へ出発。しかしまだ雪山真っ盛り!一面の銀世界というのを体感。事前に登山道情報を調べてはいたが、とにかく道がない。雪だけ。遠くに建造物らしきものが見えた。まずはそこに向かう。
道なき道を進む。離れぬよう必死。皆は知らぬがもうすでに汗だく。電話面接時には伝えたが、雪山初めて。ど素人。いろんな意味で汗だく。
進んで行くと、岩の上に何かいる!皆足を止める。熊!と一瞬思ったが流石にこの時期はいない。なんとそこにいたのは雷鳥!あの雷鳥!初の山小屋勤務で、初の雪山で、この上ない汗だくの中、初めて雷鳥を見た!かわいい!もふもふ感ハンパない!キツい状況の中、この一瞬すごく癒される。
今回、自分の中で山小屋勤務中にしたいこととして、雷鳥見たい!というのがあった。いつか会えたらなぁという願いが、入山後すぐ叶ってしまう。願いは叶う!が早いッ!
その後もとことん進む。進むのみ。周りは真っ白。天気には恵まれ、雪からの反射光が凄まじい。自然ってすごい。
しばらくして途中にある山小屋にて休憩。ここで新たな新メンバー登場!前泊でこの山小屋に入っていた強者も、前年の経験者という。経験者は途中登場するのがお決まり?
これで今回の初期メンバーが揃った。バイト5名。今年度の立ち上げバイト、老若男5名。
登りながらコミュニケーション図るが、もう既に限界。途中アイゼン装着するが、慣れず苦戦。荷物重過ぎでは?と気付いていただき、予定外の休憩。「オレンジ持つよ!」と有難いお言葉!この時は感謝より「ザックにまだ入ったんじゃないかっ!」と、内心モヤモヤ。
アイゼンも雪解け進むところでは外し、また雪深いところでは装着。繰り返している内に雪にもアイゼンにも慣れ、やっと景色も楽しめるようになる。慣れると楽しくなり、疲れも吹っ飛び、会話も増える。
後半気が付いたが、皆、この初心者が雪の斜面で滑らぬよう、踏み跡多くしてくれたり、下の斜面歩いて、滑り落ちた時の対応してくれていたり、と、見えぬところでサポートしてくれていた。この嬉しさと、ホームシック感が合わさって、大自然の中、泣きそうになった…。この時、初めて「来て良かった!」と思えた。
この時までは…。
〜つづく〜

いいなと思ったら応援しよう!