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じおふろ編集室#9 新快速 姫路~敦賀

わたしのYouTubeチャンネル「じおふろ / GeoFlow」では、Google Earthを使った空撮動画を投稿しています。
JR西日本の関西の看板列車、「新快速」のルート、姫路~敦賀の線路上を飛ぶ動画を公開しました。

【空撮】新快速のルートをたどる|姫路~敦賀

「じおふろ編集室」では、動画制作にまつわるエピソードを気軽に読んでいただける形でお届けしています。いわば編集の裏話です。

今回のテーマは「新快速」。
みなさん乗ったことありますか?
乗車券だけで乗れる特急みたいな列車ですよあれは。
神戸大阪京都のど真ん中を貫き複々線の高速線を130km/hで爆走する、乗るとなんだかワクワクする列車です。
広島に住むわたしも、新快速には何度か乗ったことがあります。
この記事では、わたしの新快速にまつわる思い出話を中心に書き進めようと思います。

ずいぶん前の話です。
大阪に住むかたに会いに行くことになりました。
「行きのみ鈍行で大阪まで行ってみよう」
交通費の節約もそうなのですが、自分の興味を満たすのが一番の目的でした。
わたしが住む広島では、国鉄型の115系電車がまだまだ現役でたくさん走っていた時代。
関西のJRの快速はヤバい速度でぶっ飛ばすらしい。
これに乗ってみたかったんです。
新幹線は速度が速いけど、「こんなもの」と思って乗っています。
何度も乗ってるから、「あたりまえ」に感じているのかもしれません。
広島には在来線特急が全く走っていません。
密集した住宅地や工場の間の在来線を、130km/hでビュンビュン進む新快速の乗車体験はとても新鮮でワクワクしましたが、ほんの少しのアップダウンがあるだけで、なんだかジェットコースターみたいに感じてソワソワもしたのを覚えています。
また別の日にも、青春18きっぷで大阪と京都へ。
その時は、大阪でおいしいものを食べて大阪ドームで野球を見て、京都では鉄道博物館に行き、新快速はずいぶん活用しました。

新快速の路線沿いには人口も多く、生活に直結した列車なのだと思います。
また、わたしのような沿線住民ではない人も、乗れば強く印象に残る列車なのではないでしょうか。
わたしが乗ったのは京都までなのですが、そのとき見た新快速の行き先表示は「敦賀」でした。
京都の先、滋賀県を琵琶湖の東西で北上し、福井県まで行くんです。
瀬戸内海から日本海へ、約275km。
東京からだとこの距離は、西は浜松、北だと福島まで届く距離。
毎日高頻度でこの長距離を多くの人を乗せて走っているんです。

以前、荒川の河口から源流までをたどる動画を公開した際、流域にお住まいの皆さんからたくさんの思い出話がコメントで届きました。
琵琶湖1周の動画もそう。紀ノ川の動画もそうでした。
地理をテーマにしたチャンネルとして、その土地に根ざした記憶に触れられたことは、制作者として何より嬉しい出来事でした。
今回の「新快速」も、同じように皆さんの記憶の引き出しを開ける動画になってくれればいいな。
そういう思いで動画をつくっています。
楽しんでいただければうれしいです。


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