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lucky_mhr55
【140字小説】いつものりんりん【シロクマ文芸部】【超短編小説】
熱帯夜の温い風が、壁に吊るした浴衣を揺らす。
体温計は38.8℃。
諦めのLINEを送信。
遠くで花火が上がりはじめる。
浴衣を着て彼と並ぶ自分を想像し目を閉じた。
玄関でガサガサと物音。
枕元で通知が光る。
コンビニの袋を掛けたドアノブの画像。
彼の自転車のベルが、リンリンと涼しく響いた。
こちらの企画に参加させていただきました。
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