【構造批評】-三菱商事十年の計編-洋上風力を損切りし、LNGと食料権益へ踏み込む熟慮の資本配分‼️
🟧序章|500億円を捨て、1兆円を投じる経営
7月19日の日経は、三菱商事が食料関連で1000億円超の投資を視野に入れ、米穀物メジャーADMとの連携を軸にSAF事業へ踏み込む構想を報じました。
三菱商事の資本配分は、表面だけを見れば矛盾しているように映ります。
国内の洋上風力では、秋田沖、千葉沖の事業から約500億円規模の損失を受け入れて撤退しました。その一方で、同年末には米天然ガス開発会社エーソンを負債込み約1.2兆円で買収しました。
さらに今度は、穀物メジャーADMとの連携を軸に、食料、バイオ燃料、SAFへ1000億円超を投じる可能性まで示しています。
しかし、この三つは方向転換ではありません。
支配できない事業から撤退し、供給網と販売先まで設計できる権益へ資本を移すという、一貫した十年の計です。
🔵第一章|洋上風力撤退は失敗処理ではない
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