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詩 #4|創られたもの

実験室の終末模型
クリーム色の光の中で
妥協と無責任な期待を積んだ
針の上 灰色の理想郷
疲れたステレオフォニックが遠く
壊れるのを待っている
ずっと待っている

メビウスが触れた神様に
裏も表もなかった
それなのに未だわたしたちは
裏返すことをやめないか

弾かれるように目を覚ます
母体から離れて落ちていく一枚の葉が
わたしを追い越した
目が合った刹那
何も言い残さずに

全ての悟りを埋め立てた上に
わたしは立っていた
太陽がますます諌めても
天使の息吹はどこまでも正しく
拡張された美しさの優しい香りとなって
過ちを隠していく
そっと隠していく

空を見上げた瞬間に
あなたは気付いてしまった
「あっ」と声を上げる間もなく
わたしを置き去りに眠ってしまった

実験室の終末模型
クリーム色の光の中で
妥協と無責任な期待を積んだ
針の上 灰色の理想郷
疲れたステレオフォニックが遠く
壊れるのを待っている
ずっと待っている

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