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【台風のジレンマ】早まる休校判断と、出勤する大人。我が子を自分の教室に連れて行って授業していいですか?

沖縄県民の皆さん、台風の対策は進んでいますでしょうか。 現在、じわじわと台風が接近しており、進路予報や風の動きから目が離せない時間が続いていますね。

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ここ数年、沖縄の台風に対する「学校の休校判断」が年々早くなっているのを感じます。

以前なら、当日の朝に暴風警報が出ているかどうかでバタバタと決まっていたものが、今では前日、下手をすれば数日前から「〇曜日は臨時休校にします」とバシッと決まるようになりました。

教育委員会や学校側としても、「台風が最接近して暴風が吹き荒れる中、判断のために危険な出勤をさせるわけにはいかない」という職員の安全配慮の観点からも、非常に懸命で素晴らしい判断だと思います。各種フェスやイベントの中止・延期判断が早まっているのも同様ですね。社会全体の防災意識が高まるのは、間違いなく良いことです。

……ただ。 ただですね。少し、というか、かなり困った現実が私たち保護者に突きつけられるのです。

「暴風警報が解除されたら(あるいはまだ出ていなければ)、社会人は出勤」

という、冷徹なリアルです。

Windyの画面と睨み合いながら考える「ねじれ」

家庭でスマホを取り出し、おなじみの気象アプリ「Windy」の予報画面を時系列でポチポチと進めてみます

[画像1: 月曜日 17:00の予報] 沖縄本島はまだ風の渦の外側。あれ、月曜の昼間はこれ、まだ大丈夫なんじゃないか……?
[画像2: 火曜日 07:00の予報] あちゃー、火曜の朝は本島がすっぽり渦に巻き込まれそう。
[画像3: 火曜日 15:00の予報] 火曜日の午後には北へ抜けていくのかな……。

このように、天気の変化は刻一刻と変わります。予報の精度が上がったからこそ先が見える反面、「月曜日の昼間はまだ学校に行けたのでは?」なんて思ってしまう瞬間もあるわけです。もちろん、登下校中の安全確保も大事ですよ‼︎ でも、思ってしまう瞬間はあるはずです。保護者の方もそのように思う方はいらっしゃるはずです。

学校が休みになっても、保護者の職場が休みになるとは限りません。「子どもは休校、でも親は仕事」という歪(いびつ)な形が生まれます。

「近くにおじいちゃん、おばあちゃんがいるから大丈夫」という家庭なら、なんとか都合がつくかもしれません。しかし、今の小学生低学年の祖父母世代といえば、40代・50代のバリバリ現役で働いているケースも珍しくありません。

高学年や中学生になれば、1人で自宅留守番もできるでしょう。しかし、保育園児や小学校低学年の子どもを1人、家に残して仕事に行くわけには絶対にいかないのです。

学童保育も学校に準じて休みになることが多く、働く親たちは「どうやって仕事を休むか」「誰に預けるか」の綱渡りを強いられます。これって、何かスマートな解決策はないものでしょうか……。

「小3の担任ですが、小2の我が子を教室に連れて行っていいですか?」

何を隠そう、我が家もまさにこの大問題に直面しています。

我が家には小学2年生の子と、保育園児がいます。そして、小学生の長男の学校からは、すでに「月曜日と火曜日は休みです」と超早期の連絡が届きました。

一方で、私の勤務する小学校(私は3年生の担任です)は、この記事を書いている時点ではまだ月曜日の判断が下されていません。

もしも、月曜日の朝に「本校は通常通り登校、授業を行います」となったら、一体どうすれば良いのでしょう。

大真面目な話、留守番ができない小2の我が子を自分の車に乗せて一緒に出勤し、私が授業を行う3年生の教室の片隅に座らせて、「パパの授業、静かに見ててね」と自習させる……なんて力技、ありなのでしょうか?(苦笑)

判断が早いのは安全面で100点満点なのですが、学校ごと、あるいは地域ごとにそのタイミングや基準にズレ(地域差)があるのは、働く教職員であり親でもある身としては、なかなか悩ましいところです。

安全第一は大前提。子どもたちの命を守る先回りの判断を支持しつつも、それによって生じる社会の「ねじれ」をどう吸収していくか。

「暴風警報発令=すべての経済活動をストップして社会全体で一斉に休む」 あるいは、 「親の職場に子どもを連れていける社会的な寛容さを育てる」

そんな柔軟な働き方や仕組みへのアップデートが、今の日本には必要なのかもしれません。

さて、学校からの連絡をちょこちょこと確認しつつ、来週の準備を進めます。
皆さんも、どうか安全第一でお過ごしくださいね。

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