「ママ、だいじょうぶよ」
なんだか、娘に全部お見通しだった。
「〇〇(娘)がいるからね、だいじょうぶよー」
そう言って、小さな手で私の頭をよしよししてくれた時、胸の奥がじんわり熱くなった。
出産予定日より3週間も早く産まれてきた娘。
初めて会った時にかけた言葉は、
「初めまして。私がママだよ。よろしくね」

あの時からなんとなく、この子はおてんばになる気がしていたけれど、その予感は見事に的中。
ショッピングモールでは人混みをするすると避けながら、我先に走っていく。

気になるものを見つけたら一直線。
危ないことも平気で挑戦するし、よく転ぶ。でも泣かない。
身体は小さいのに身軽で、運動神経も抜群。
時々、本気で「オリンピック目指せるんじゃない?」って思うくらい。
7つ上のにいににもよくちょっかいを出されるけど、娘は負けない。
怒るし、奇声で威嚇するし、そのまま向かっていこうとする。
いやいや、いい度胸すぎる。
でも、にいにの優しさをちゃんと知ってるから、結局にいにのことが大好きなんだよね。
そんな娘がまだお腹に来る前のこと。
私は時々、不思議なくらい寂しくなる時があった。
息子もパパもいる。
家族もちゃんといる。
なのに、なんだかぽつんとしてる感じがして。

特に、パパと息子が2人でゲームしてる時なんかは、妙に疎外感を感じていた。
同じ空間にいるのに寂しいって、どんだけ寂しがり屋なんだろうって思ってた。
でもその頃の私は、自分の気持ちを後回しにしてばかりだった。
寂しいのに、「別に平気」って顔して。
誰にも気づかれないように、そっと飲み込んでた。
GW最終日の昨日。
パパと息子は、欲しいゲームを探しに2人でお出かけ。
まだお昼寝をする娘は、私とお留守番だった。
娘を寝かしつけながら、私もうとうとして。
起きてもまだ帰ってきていなかったから、一緒にお菓子作りをしたり、遊んだりしながら待っていた。
すると突然、娘が私の頭をなでなでしながら言った。
「〇〇(娘)がいるからね、だいじょうぶよー」
「よしよし」。

正直びっくりした。
娘にはとっくにバレていた。
私の究極の寂しがり屋。
でも同時に気づいた。
そういえば私、娘が産まれてから、本当の意味で寂しいって思ったことがないかもしれない。
息子がいて。
娘がいて。
パパがいて。
それだけでちゃんと満たされてたんだなって。
あの日、私が「よろしくね」って迎えたはずなのに、今は娘の方が、私の心を支えてくれている気がする。
あっという間のGW。
皆さま満喫されましたか?
今日からまた日常に戻る方も多いと思いますが、
頑張っていきましょうね✨

