スパイラルライフの10曲・後編
個人的スパイラルライフの曲トップ10の後編、6位から10位まで挙げます。とりあえず前回の丁寧な口調は止めて自分らしくいこう。
第6位「ANOTHER DAY,ANOTHER NIGHT」
スパイラルライフの記念すべきデビュー曲。とにかく「これから始まる」ワクワク感が詰まっている。この曲以外にデビュー曲の選択肢は無いだろう、完璧な完成度だと思う。The Only Onesの名曲からタイトルとギターを引用。
後半に石田氏のパートがあるのもファンとして嬉しい限り。歌詞も良い。
第7位「PHOTOGRAPH」
石田小吉作&リードボーカルの2ndアルバム収録曲。メロディと曲展開が素晴らしい。後ろで鳴っているギターノイズもかなり気持ちが良い。
散々車谷派と言っているが、石田小吉もメロディメイカーとしては超一流なのがよくわかる。
第8位「THE ANSWER (F.O.G.G.S. ver.)」
こちらはリミックスアルバム『FREAKS OF GO GO SPECTATORS』収録のバージョン。1st収録の方の"とにかくプライマル・スクリーム"感は皆無になり、ウッドベースにサックスと鍵盤が絡むアシッド・ジャズ的な仕上がりになっている。アレンジをPAUL BACKMASTER, RON SAINT GERMAINという外部の人間に任せたアルバムだが、これが聴き応え充分なので是非聴いてほしい。おそらくスパイラルライフが"渋谷系"だったのってこの曲くらいじゃないかな。
第9位「WHERE'RE YOU FROM ? WHERE'YOU GOING ? (F.O.G.G.S. ver.)」
こちらも同じ『Freaks Of Go Go Spectators』収録の方のバージョン。ストリングスオンリーで歌い切るのかと思いきや轟音ギターがそこに重なる。ここにスマパンの影はない。2ndアルバム収録の方も代表曲だが、これを聴かないのは損してると思う。
第10位「IN ONE'S BOYHOOD」
2ndアルバム収録曲。The Holliesという60年代のバンドからメロディを引用しているが(The Hollies好きやなぁ笑)、それを差し置いてもこの仕上がりはバッチリだ。シングル「(Don't Tell Me Now!)Please Please Mr.Sky」よりこちらの方が個人的に好きだし、シングルになっていてもおかしくないマージービートでポップな曲。
歌詞もいい。アイワナビーフリー♪
さて、10曲半ば無理矢理絞った。
「GARDEN」は?「Dream All Day」は?「RASPBERRY BELLE」は?「Further Along」は?「Dub White」は?「Why don't you come with me?」は?と色んな声が聞こえてきそうだが、繰り返しになるが3rd以降の楽曲はライブには敵わない。更に言えば「GARDEN」や「Why don't you come with me?」は車谷浩司だし、「Infinity With You」や「Planet Queen」は石田小吉だ。私はユニット・スパイラルライフの名曲を挙げたのだ。
ひとつ言えば「Dream All Day」は日が変われば入るかも。それくらいだ。
結局私の「Blind」、「Love Flower」でスパイラルライフは完成されていた、という評価は変わらない。「Blind」の金についての歌詞、「Love Flower」のセックスを連想させるサビの歌詞はいずれもロックンロールそのものだし、その後メジャーデビューしたスパイラルからは無くなった。
砂でできた君と 石でできた僕に
信じられないほど 大きな光の槍
斜めに突き刺さって
こういった文学性も持ち合わせている。
振り返り。
1.100 Miles(Diplomat 601 Ver.)
2.Game Over
3.20th Century Flight
4.I DON'T BELIEVE
5.CHEEKY
6.Another Day, Another Night
7.PHOTOGRAPH
8.THE ANSWER (F.O.G.G.S. ver.)
9.WHERE'RE YOU FROM ? WHERE'YOU GOING ? (F.O.G.G.S. ver.)
10.IN ONE'S BOYHOOD
スパイラルライフは"車谷浩司を石田小吉がプロデュースするイメージ"が最もユニットとしての個性が発揮されたのでは、と私は考える。
けれど結局のところ2人とも才能あるアーティスト、表現者であったので(どちらも譲れない哲学があっただろうし、特に車谷浩司のなりふり構わずなスタイルによく石田小吉は付き合ったと思う)個性が溶け合うことなく終わっていった。わずか2年弱しか2人で制作していなかったのもまあ仕方なかったのかもなぁ。という意味でやはり『100 Miles(Diplomat 601 Ver.)』がNo.1だと思う。
ただ男性2人組のユニットで、スパイラルライフ以上に2人が横並びで立っているときの美しさを持ったユニットは現在も現れてはいない。それくらい2人はカッコよかった。
さて。あなたも良ければ自分の思うスパイラルライフトップ10を挙げてみればいい。人によっておそらくバラバラになると思う。ただ私のスパイラルライフとはこれなのだ。
「Maybe True」は私が死ぬとき、必ずどこからか聴こえてくる。なんかそれだけは確信している。
スパイラルライフは永遠。
以上!!
