【第4話】慰霊の日と母の「カメーカメー攻撃」|午後に咲く、てぃんさぐぬ花
こんにちは、gingerと申します。82歳のおっちょこちょいな母との日々を、
現役介護職兼ケアマネでもある娘の視点から綴っています。
▶前々回:「母のアリナミン信仰」
腰痛を訴える母の“万能薬”とは?
👉 https://note.com/ginger43118/n/n79cc2f54da7d
▶前回:「ふたりの団地暮らしと、父の旅立ち」
末期癌の父と母が新たに始めた、UR団地での暮らし。
👉https://note.com/ginger43118/n/nc6f0f76af160
今回は、腰痛が治ったあとの、ちょっと笑える団地のひとこまを。
⸻今日は「沖縄慰霊の日」。


沖縄戦で亡くなった方々の名前が刻まれている
母を訪ねると、すっかり腰痛も治って元気になっていた。82歳、驚くべき回復力だ。
「チリビラ(ニラ)の天ぷら作るけど食べる? その前に、今年初のかき氷作るわ」
そう言って、早速始まったのが、母の“カメーカメー攻撃”。
⸻「カメー」は、沖縄の方言で「食べなさい」の意味。
母は、こちらがお腹いっぱいだろうが、ダイエット中だろうがお構いなしに、「食べなさい、食べなさい」と、ありったけの食材を奥からかき集めてきて、食べさせようとする。祖母もそうだった。
うちに限らず、沖縄では「おばあのカメーカメー攻撃」は、よく知られた“県民あるある”らしい。
訪ねてきた人には、お腹いっぱい食べさせて帰すーー祖母にせよ母にせよ、心の掟として、深く、深く刻み込まれているのだと思う。
もう二度と、誰にもあの“ひもじい思い”をさせたくない。
沖縄の人々の、静かな願いがそこにある。
昨年、母と帰省を兼ねて沖縄を旅したときも、あちこちでありがたい“カメーカメー攻撃”を頂戴した。
⸻今日は、沖縄戦の犠牲者を悼む日。平和の礎に刻まれたご先祖さまたち、多くの方々に祈りを捧げたいと思う。
※母の腰痛の話は、いつの間にか治ってしまい、続きを書くタイミングを逃しかけていましたが、また改めてまとめていこうと思います。
読んでくださって、ありがとうございました。
食べ物に不自由しない時代に生まれたことに感謝しつつ、
くわっちーさびら(いただきます)⸻
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仏壇にウサゲてからウサンデーしました
(お供えして、お下がりをみんなで頂く)
