【銅は今後も価格が上がるのか?】銅1トン13,000ドルの衝撃──AI・防衛・電化が生む"赤い金属"の三重需要は、あなたの生活を変えるか? #銅価格 #生成AI #資源不足 #インフレ #安全保障 #EV #経済ニュース
📨 【読者からの質問】
ポス鳥さん、こんにちは。最近「銅が足りなくなる」ってニュースを見ました。
でも銅ってそんなに大事なんですか?金とか原油とか半導体はわかるんですが、銅なんてどこにでもある金属ですよね。
現状がどうなっているのか教えてほしいです。
3月の北陸は、空の色がまだ灰色と水色のあいだを行ったり来たりしています。
今朝は少し冷えたので、デスクに湯気のたった白湯を置いてからキーボードに向かいました。
指先が温まるまで、30秒ほどマグカップを包むように握る。
その熱が、じんわりと手のひらから腕へ抜けていく感覚。
この読者さんのメッセージを読みながら、私はしばらく黙ってしまいました。
「銅なんてどこにでもある金属」
……その感覚は、ごく自然です。確かにそうですね。
金のように光らないし、原油のようにニュースのトップを飾ることもない。
銅は、いつも脇役ですが、あなたの家のなかに 100本以上 走っている電線そのものです。
壁のコンセント、エアコン、スマホの充電器、冷蔵庫のモーター。だから、こうとも言えます。
銅が止まると、電気が止まる。
そして今、その「どこにでもある金属」が、AI・防衛・電化という3つの巨大な胃袋に同時に飲み込まれようとしています。
S&P Global(エスアンドピー・グローバル)が今年1月に出した報告書のタイトルは、「AIの時代における銅」です。
興味深い話なので、よければどうぞ。
あなたの部屋を走るあの赤い金属が、 21世紀の石油 になりつつある。
その話を、これから全部やります。
✍️ 筆者コメント
今回の記事は、S&P Globalの1月8日付レポート、Goldman Sachs(ゴールドマン・サックス)の1月23日付分析、J.P. Morgan(ジェーピー・モルガン)の銅市場見通しなど、計8本以上の一次ソースを突き合わせて書いています。
銅の話は、原油やゴールドほど日本語で読める深掘り記事がありません。
だからこそ、ここでやる価値がある。
AI、EV、軍事、送電網──この4つが同時に銅を奪い合う構造を、あなたの台所の言葉まで引きずり降ろしました。
お世辞抜きで、今年読んでおくべきテーマの上位3本に入ると思っています。
有料部分では、数字の裏にある「なぜ新しい銅山が掘れないのか」の構造と、防衛策まで踏み込みます。
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🧭 こんな人におすすめ
エアコンや家電の 買い替え時期 を考えている方。銅価格の高騰は、あなたの次の家電の値札に直結します。
EV購入、太陽光パネル導入を検討中の方。銅はその 心臓部の材料 です。
投資先として資源セクターが気になっている方。銅は 2040年まで構造的に不足する という予測の意味を、腹落ちさせたい方。
「AIは半導体の話でしょ?」と思っている方。AIの電力消費を支えるのは、 半導体ではなく銅線 です。
🗺️ 本文予告
第2章 では、銅の需要を三方向から引っ張る「AI・防衛・電化」の構造を、あなたの家の配線から世界の軍事費まで一本の糸でつなぎます。
1,000万トンの不足 という数字の意味を、冷蔵庫の中身で翻訳します。
第3章 では、「掘ればいいじゃないか」という素朴な疑問に答えます。中国が握っている地政学リスク。
最終章 では、あなたが今日からできる防衛策をお渡しします。
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