『けんいちさん家』 第13話
第13話「洸司、自由研究で家族にインタビュー!?」
(それは、家族の本音と秘密を暴く“夏の大調査”)
🌟 登場人物紹介(インタビュー回ver.)
👦 洸司(こうじ)・7歳
小学1年生。読書と観察が大好きな“知的系男子”。今年の自由研究テーマは「家族のヒミツ調査」。
録音アプリと質問リストを片手に、家族に突撃取材!
🧔♂️ 健一(けんいち)・48歳
まさかの“本音調査対象”。チョコの隠し場所や、カレー革命の裏話までバレるピンチに直面。
👩🦰 有里(ゆり)・45歳
節約と整理の鬼。洸司の質問に対し、時にマジ回答・時に照れ隠し対応。
意外な“過去の夢”が明かされる!?
👧 泉(いずみ)・3歳
質問には「バナナ!」「カレー!」「うんち!」の三択で答える自由人。すべての記録がカオスに。
👶 健雄(たつお)・0歳
質問には答えない。でも“まばたきのタイミング”で、何かを伝えている気がする。
録音データに謎の無音部分があるのは、彼のせい。
(夏休み初日、リビング)
洸司(ノートとiPadを持って登場)
「自由研究、決めた!『うちの家族のヒミツ大調査』にする!」
有里(洗濯物をたたみながら)
「え、家族のヒミツ?なんだか嫌な予感……」
健一(ソファでうたた寝中)
「ヒミツなんてないぞー……いや、ちょっとはあるけど……寝言……?」
泉(床でコロコロしながら)
「ひみつ?それ、バナナ?」
健雄(無言で手を握る)
(もう始まっているな……“家族インタビュー戦”が)
(第1のターゲット:健一)
洸司(録音開始)
「質問です。パパはなぜ、チョコをよく隠し持っているんですか?」
健一(ドギマギ)
「えっ……あれは“カレー用”で……いや、“非常食”で……いや……ただのストレス対策……」
洸司(真顔)
「冷蔵庫の野菜室に隠してあるのは何の意味が?」
健一(撃沈)
「冷えすぎないんだよ、野菜室がちょうどいいんだよ……!」
健雄(見守りながら)
(父、自爆インタビュー)
(第2のターゲット:有里)
洸司
「ママ、家計簿は1日何回見てますか?」
有里(真面目に答えながら)
「……平均すると4.6回。朝イチ、昼過ぎ、夕食後、そして就寝前」
洸司
「節約スキルはどうやって身につけたの?」
有里
「それは……独身時代の“ブラックバイト経験”がね……(遠い目)」
泉(横から割り込む)
「ママ、おしごと、バナナたべてた?」
洸司(冷静に)
「関係ないね、それは」
(第3のターゲット:泉)
洸司(質問モード)
「泉ちゃん、将来の夢は?」
泉(にっこり)
「バナナになる!」
洸司(記録)
「……回答:バナナ」
「パパとママ、どっちが好き?」
泉(悩みながら)
「カレー!!」
「好きな言葉は?」
泉(即答)
「うんちー!」
健一(遠くから)
「ちょっと!自由すぎるだろ!」
健雄(バウンサーで無表情)
(泉、安定のぶっ飛び回答)
(第4のターゲット:健雄)
洸司(マイクを近づけて)
「健雄、何か話したいこと、ある?」
健雄(じっと見つめて、何も言わない)
洸司(メモしながら)
「……“沈黙の哲学者”カテゴリに分類」
健一(後ろで感心しながら)
「洸司、あいつの無言にも意味があるって思えるの、すごいな」
有里(微笑みながら)
「育ってるわね、着実に」
泉(隣で紙を食べようとする)
「いずみ、これ、おやつ?」
洸司(ため息)
「やっぱ泉ちゃんだけは研究対象じゃなく、謎そのものだな……」
(夜。リビングに集まり、完成したレポートを披露)
洸司(発表)
「自由研究:『うちの家族のヒミツ』、まとめました!」
健一(目を通しながら)
「すごい……この家、笑えるほど“情報の宝庫”だな……」
有里(赤面しながら)
「ママの元・演劇部話まで書いたのね……!」
泉(ケーキを食べながら)
「いずみも、らいねん、しゅうちゅうけんきゅーする!」
健雄(薄目で)
(自由とは、混沌である)
✨つづく
🔮次回予告:第14話「家族キャンプでハプニング連発!」
この夏、家族で初めてのキャンプへ――!
だが、テントは立たない、コンロはつかない、泉は虫とお友だち、健一は火起こしで汗だく!
洸司の“自然観察ノート”、有里の“完璧すぎる段取り”、健雄の“蚊への冷たい視線”が光る!
次回、「家族キャンプでハプニング連発!」
夏の冒険、はじまります!
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