株式会社 大森元貴
𝗠𝗚𝗔 𝗠𝗔𝗚𝗜𝗖𝗔𝗟 𝟭𝟬 𝗬𝗘𝗔𝗥𝗦 𝗗𝗢𝗖𝗨𝗠𝗘𝗡𝗧𝗔𝗥𝗬 𝗙𝗜𝗟𝗠
〜𝗧𝗛𝗘 𝗢𝗥𝗜𝗚𝗜𝗡〜
現在公開中のミセス映画二本立てのうちの一つ。
ファンとしてはどちらから観るんや問題がありますが、
私は迷うことなくこちらのドキュメンタリーから。
公開初日に観に行ってきました。
Mrs. GREEN APPLLEのドキュメンタリーというより、
「株式会社大森元貴」の経営手腕と組織力をこれでもかと見せつけられた感じ。
すんごかった。
「今をトキメク、ミセスグリーンアップルさんのオフショット満載ドキュメンタリー✨」とかじゃないんよ。
もうプロジェクトXなんよ。
ねぇ、みんな…。
大森元貴は、ミセスがどのような売れ方をして、その結果世間からどのように見られて、どういう評価をされるかなんて全部想定内で、その全てを受け入れて全部背負ってミセスを邁進させるという尋常じゃない覚悟でもってして、フェーズ2を走り出させてたよ。
ちゃんとわかった上で、自らすすんでパンダにも道化にもなってた。
なんならそれすら冷静に俯瞰で見てた。
時代に消化されるのではなく、時代と思いっきり遊ぶことを選んだんだよ彼は。
とんでもねぇよ(大褒め)。
なぜ今ここまで売れているのかとか、
あぁ…なるほど、なるべくして大きくなったんだなということとか、
いやそりゃもう、ものすごい濃度と解像度でその秘密が明かされていました。
「え、そんなことまで話してくれるんや…」
「え、そんなとこまで撮ってたんや…」
「え、そこまで見せるんや…」
自分が思ってた以上に、「チームミセス(PMGA)」もとい「株式会社大森元貴」が、夢溢れる若者たちの挑戦の場なんてフワッとした夢商売ではなく、ガッチガチのバッキバキのシゴデキプロ集団の生業だったこと。
今日本で一番売れているバンドの旗振り役である大森元貴が、ミセス結成当初から自分の思い描くものを形にして実現させるために、その一つ一つのタイミングや成長段階を見誤ることなく、適材適所で必要な人材をかき集める天才だったこと。
その天才たちみんなが大森元貴の魅力に取り憑かれていて、彼と仕事をすることが楽しいて楽しいてしゃーない、と見受けられること。
日本一のチーム力ってこういうことなんやな、と。
大森元貴の掌握力と判断力すげえな、と。
半分以上ビジネスモードで見ていました。
そして、一番おったまげたのは、まだメンバーすら見たことがないという、大森元貴が楽曲をゼロから生み出す過程を映像で残したというところ。
「ゼロから1を生む」のと、「1を2にする」のは、全く別物やからね。
もうね、ほぼ出産。
リアルに出産だった。
「もうすぐ生まれそう」の一声で駆けつけ、固唾を飲んでお産を見守る。
張り詰める空気。
たまにフワッとほどける愛らしさ。
からの天才本領発揮で、全JAM'Sが痺れ倒すのです…。
制作は時に難産だったり、イキみ一つでスルッと生まれることもあったり。
その過程に一つとして同じものがないのもお産と一緒。
この時生み出されたニューボーンミュージックが、そもそもどういう過程で作られることになったのかということも、丁寧に追っていて、そこにも大森Pの「物事一つ一つにちゃんと意味を持たせる」というミセスの軸の作り方が垣間見えて、恐れおののいたよね…。
ものすごいプロ意識。
そして何よりも、その天才が生み落とした楽曲を、メンバーであるギター若井滉斗、キーボード藤澤涼架を始めとする楽器隊それぞれが身体に落とし込んで血となり肉となった各パートの演奏。
感覚やパッションやグルーヴを軸にブラッシュアップさせていく工程は、大森PがあまりにもPしててゾクゾクしました(大好物)。
メンバー3人の、1ミリでもズレたら成立し得ないような絶妙すぎる信頼と緊張とのバランスと、そこから生まれる絆の深さは、ちょっと羨ましいくらい。
絆に関しては単純にその見せ方が上手いというのもあるかもしれないけど、その構造がわかった上でも、それを上回る魅力があるからすごいんよ。
巨大な組織のバランスを絶妙なさじ加減で取りながら、誰1人取りこぼすことなくチーム全員を高みに連れて行く。
びっくりするほど真っ直ぐで、正直で、覚悟を決めた大人たちのミュージックエンターテイメントモンスター映画でした。
チームや組織の一員として、また個人技としても、社会の歯車の中で働くみんなに一度は観てほしい。
構成もすごくよくて、2時間があっという間に感じるくらい引き込まれるし、ミセスファンじゃなくてもきっと感動するはず。
(普通に良いのよ😭←語彙力)
そんなチームミセスが創り上げたデビュー10周年アニバーサリーライブ「FJORD」。
ドキュメンタリーと同時公開のこのライブ映画は、とんでもない劇場で拝見しましたので、そちらもまた書き記しておきます🙏✨
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