あの日、長崎の風の中で感じたチーターの鼓動が、今も右手に残っている。
数回にわたる動物園の勉強会。その全行程を終えた最後のご褒美は、大好きなチーターのバックヤードに立ち入ることでした。
お部屋の掃除をして、食事を運び、そして、その体に触れさせてもらった。一生に一度あるかないかの体験。その瞬間、私の胸はこれまでにないほど激しく躍りました。
「この命を、もっと深く知りたい。救える側になりたい。」
その直感は、私を「獣医師になる」という揺るぎない決意へと突き動かしました。目標は、日本一の聴覚障害者支援体制を誇る、東京大学理科二類です。
ゼロからの再始動:現実は甘くない、だから「中学」から
決意はしたものの、現実は甘くありません。久しぶりに開いた教科書の内容は、驚くほど記憶の彼方に消えていました。
今の入試は昔とは内容も難易度も変わっています。私は迷わず、「中学レベルからの全教科やり直し」を選びました。
覚悟の上での「学び直し」
• 相当な時間と体力が必要なこと。
• 精神的なプレッシャーがかかること。
• それでも「学ぶこと」自体が、今、楽しくて仕方がない。
不思議と不安はありません。迷っていた時に導かれるように出会った塾の先生の存在も、私の背中を押してくれています。
自分の特性を信じる:IQ160という「知的好奇心のエンジン」
最近、ふとしたきっかけで測定した私のIQは160でした。
これが勉強にどう作用するかはわかりません。けれど、一つだけ確信していることがあります。
1. 尽きることのない「知的好奇心のエンジン」
2. あの日チーターから受け取った「命の重み」
この二つがあれば、どんなに高い壁も乗り越えられる。そう信じています。
挑戦に、遅すぎることはない
世間から見れば、私の挑戦は無謀に見えるかもしれません。年齢やブランクを理由に、諦める理由はいくらでも探せるでしょう。
けれど、私は今の自分のワクワクを信じたい。
「中学の数学を解き直す日々。
忘れていた英単語を一つずつ拾い上げる時間。」
その一歩一歩が、あのチーターのいる場所、
そしてその先の未来へと繋がっていると
信じて。
私の「本気の学び直し」は、まだ始まった
ばかりです。
