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ユニボイスを載せたのに読めない?実際にあった「音声コード印刷」の失敗談

社史・年史、ユニバーサルデザイン。「伝わる」をデザインする六本木のデザイン会社 グラフィックメイトの大里です。

音声コード「Uni-Voice(ユニボイス)」を印刷物に掲載したい、というご相談が少しずつ増えています。
ユニボイスは、視覚に障がいのある方への情報提供として有効な仕組みですが、実は「どこで、どう印刷するか」によっては、コードが読み取れなくなるリスクがあることは、あまり知られていません。

見た目は問題なし。でも読めない⁉︎

コストを抑えたいというご希望で、ネット印刷で印刷したことがあります。
仕上がった印刷物を見たときは、「特に問題なさそう」。
ところが、実際にスマートフォンで読み取ろうとすると……反応しない

原因を確認していくと、PDF書き出し時の設定によって、コード部分の解像度が下がっていた可能性が高い、という結論に至りました。
PDFの設定はネット印刷指定の方法です。肉眼では分からないけれど、拡大して見たら元のデータに比べモヤっとしていました。
それで読めない。ユニボイスコードってQRコードよりずっとずっと繊細なんです。一見ちょっと似ていますけど。

そして切り欠き問題。

もう一つ、よくあるのが「切り欠き」の問題です。
ユニボイス付き印刷物で、コードの位置を把握するための切り欠き。
ユニボイスコードの位置は、印刷物のタイプ(チラシ、冊子、折パンフレット等々)によって異なるものの、基本的な配置ルールが決まっています。
そして見えない方にもコードの位置を知らせるための切り欠きが不可欠。
でも、ネット印刷では切り欠きに対応していない会社がほとんどです。

通常の印刷会社さんでも自社で切り欠き対応しておらず、「協力会社で対応します」というところも。
自社で切り欠き対応をしている印刷会社さんは、ユニボイスそのものへの理解があることが多く、やり取りがとてもスムーズです。

ユニボイスは「コード作成」で終わりじゃない

こうした経験から私たちは、ユニボイスはコード作成で終わりではなく、コードの配置・印刷・切り欠きまで含めて考えるものだと感じています。

当社ではユニボイスコードの作成依頼があった場合、「印刷会社はどこが良いか」「入稿はどうすれば良いか」といった点も含めて相談に乗っています。
せっかくユニボイスを導入くださるのなら、「形だけ掲載した」のではなく「きちんと使えるもの」「きちんと伝わるもの」であってほしいと思います。

ユニボイスで迷ったら、お気軽にご相談ください。


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