「赤みを消したい」は、人によって意味が違う。ブラウンカラーを提案するときに僕が一番大切にしていること
「赤みが気になります。」
美容師をしていると、本当によくいただくご相談です。
でも、この言葉を聞くたびに感じることがあります。
それは、お客様が思っている「赤み」と、美容師が考える「赤み」は、必ずしも同じではないということです。
今回は、そんなことを改めて実感したお客様のお話です。
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赤みが気になる。でも、本当に求めていることは何だろう?
今回ご来店くださったお客様のお悩みは、
光に当たると赤っぽく見える
色落ちするとオレンジっぽくなり、傷んで見える
というものでした。
一見すると「赤みを消したい」というシンプルなご相談ですが、お話を聞いていくと、本当に求めていたのは「自然でツヤのあるブラウン」でした。
「赤みを消したい」と「青くしたい」は違う
美容師は「赤みを消したい」と聞くと、ついアッシュや青みを強く使うことを考えます。
ですが、お客様はそこまで青みを求めていないことも少なくありません。
「少し柔らかく見えればいい。」
「オレンジっぽくならなければ満足。」
そんなケースは意外と多いのです。
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髪質を見ると、赤みが出やすい理由が見えてきた
今回の髪は、縮毛矯正や毎日のアイロンによって、中間から毛先が少し硬くなっていました。
さらに地毛もしっかりしている髪質です。
髪質によって、同じカラーでも結果は変わる
SNSでは「この色にしてください」というオーダーが増えました。
でも実際は、同じ薬剤を使っても髪質によって発色はまったく違います。
だから僕は、まず髪質や履歴を見ることから始めます。
そこを見極めないと、本当に似合うブラウンはつくれません。
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今回提案したのは「アッシュベージュブラウン」
今回ご提案したのは、アッシュベージュブラウンでした。
青みを強くしすぎない理由
赤みを抑えることは大切です。
でも青みを入れすぎると、
暗く見える
肌がくすんで見える
顔色が悪く見える
ということもあります。
そこで今回は、アッシュだけではなくベージュを組み合わせることで、赤みを抑えながら柔らかさと透明感を両立しました。
さらに、お客様のパーソナルカラーも考えながら薬剤を設計しています。
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僕が一番大切にしているのは「色落ち」
カラーは、染めた日がゴールではありません。
仕上がりより、その先を設計する
今回も一番大切にしたのは、
数週間後も赤みが出にくいこと。
今日だけ綺麗なら、それは本当の意味で成功とは思っていません。
色落ちまで想定して薬剤をブレンドすることで、お客様が毎日鏡を見る時間を少しでも楽しくできればと思っています。
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お客様が驚かれたのは、赤みよりもツヤでした
仕上がりをご覧いただいたお客様は、
「赤みがなくなった!」
という反応と同じくらい、
「ツヤがすごいですね。」
と驚かれていました。
ツヤは薬剤設計で変わる
ブラウンカラーはシンプルだからこそ、薬剤のブレンドがそのまま仕上がりに表れます。
どの色を使うかよりも、
どの割合で組み合わせるか。
その積み重ねが、透明感やツヤにつながると考えています。
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カウンセリングで色の選択肢は増えていく
今回改めて感じたのは、
「赤み」という言葉だけでは、本当に求めていることは分からないということでした。
悩みを共有すると、新しいブラウンに出会える
だから僕は、カウンセリングでたくさん質問します。
「どんな赤みが嫌なのか。」
「どんな雰囲気になりたいのか。」
その答えが分かると、ブラウンカラーの選択肢は一気に広がります。
美容室は、髪を染める場所である前に、お悩みを整理する場所でもあると思っています。
「こんなこと相談していいのかな。」
そんな小さなお悩みでも大丈夫です。
一緒に整理しながら、今まで知らなかった自分に似合うブラウンカラーを見つけていくお手伝いができたらと思っています。
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七森 剛|Go Nanamori
CEO / Artistic Director – KOE Inc.
表参道美容室Koe 代表
髪質改善カットとパーソナルカラー診断を軸に、
骨格・毛流れ・髪質・ライフスタイルから
「似合う美しさ」を設計。
“美しさの判断を引き受ける”ことをテーマに、
静かな半個室空間で、一人ひとりと向き合う美容室を運営。
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Koe(表参道)
髪質改善カット × パーソナルカラー診断 × 半個室
表参道駅A2出口 徒歩2分
Quiet, semi-private salon in Omotesando, Tokyo.
Specializing in hair texture improving cuts and personal color consultation.
We take responsibility for beauty decisions.
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Instagram|
@koe_omotesando
