[Hair] ボブにしたのに、まとまらない。その原因は「髪質」ではなく「切り方」かもしれない
「ボブにしたのに、まとまらない。」
Koeに初めてご来店されるお客様を担当していると、そんなご相談をよくいただきます。
片側だけハネる。
毛先がスカスカになる。
広がって頭が大きく見える。
毎朝アイロンをしないと形にならない。
そうなると、多くの方は、
「自分の髪質が悪いのかな」
「クセがあるからボブは向いていないのかな」
と思ってしまいます。
でも、僕は必ずしもそうではないと思っています。
そのまとまりにくさは、髪質ではなく“切り方”に原因があるかもしれません。
今回は、僕たちKoeがボブを切るときに、何を考えているのかを書いてみます。
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ボブは、シンプルだからこそ難しい
ボブは、一見するととてもシンプルなヘアスタイルです。
ただ真っ直ぐ切ればいいようにも見えます。
でも実際には、
・コンパクトボブ
・クラシックボブ
・レイヤーボブ
・ラウンドボブ
など、同じ「ボブ」という名前でも形は大きく違います。

すべての土台になるのが「ベースカット」
その違いをつくっているのが、ベースカットです。
僕たちは、
頭の丸み。
骨格。
毛流れ。
首の長さ。
髪の生え方。
クセ。
毛量。
そういったものを見ながら、ボブの土台を設計していきます。
同じ長さに切ったとしても、誰にでも同じ形になるわけではありません。
だから僕にとって、ボブは「長さを決めるヘアスタイル」ではなく、骨格に合わせて設計するヘアスタイルです。
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表参道美容室Koeのボブ乾かしただけでまとまるかどうかは、土台で決まる
カットした直後は、美容師がブローやアイロンをするので綺麗に見えます。
でも本当に大切なのは、翌朝です。
自分で乾かしたときにどうなるのか。
美容室で綺麗より、自宅で扱いやすい方が大切
僕が理想だと思うのは、
乾かしただけでもある程度形になることです。
もちろんクセの強さによってはアイロンが必要な場合もあります。
でも、カットの段階でまとまりやすい土台をつくれていれば、毎朝ゼロからスタイリングする必要はありません。
美容室で完成するのではなく、
家に帰ってからも再現できること。
そこまでがカットだと思っています。
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ベースカットが綺麗でも、最後に壊してしまうことがある
ボブでよく起こるのが、
ベースカットは綺麗なのに、最後に軽くしすぎてしまうケースです。
「量が多いので軽くしてください。」
これは、とても多いオーダーです。
でも、ただ量を減らせば扱いやすくなるわけではありません。
毛先には、残さなければいけない厚みがある
必要以上にすいてしまうと、
毛先がスカスカになる。
短い毛が増えて広がる。
毛先が動きすぎてハネる。
ツヤがなく見える。
そんなことが起こります。
特にボブは、毛先のラインや厚みがシルエットを支えています。
そこを軽くしすぎてしまうと、ボブそのものの構造が崩れてしまいます。
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「量を減らす」と「まとまりを良くする」は同じではない
ここは、とても大切だと思っています。
髪の量が多いからといって、
単純に髪をたくさんすけば扱いやすくなるとは限りません。
見るべきなのは、毛量ではなく「髪がどう重なっているか
Koeでは、
毛流れ。
クセ。
広がる位置。
髪の重なり。
毛先に必要な厚み。
そういったものを見ながら調整していきます。
減らしていい場所もあれば、
絶対に残した方がいい場所もあります。
だから「何%すく」という考え方ではなく、
どこを残し、どこを動かすか。
そこを考えます。
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Koeの髪質改善カットで考えていること
Koeの髪質改善カットは、髪質そのものを魔法のように変えるカットではありません。
僕たちがしているのは、
今ある髪の状態を見極め、
切り方によって扱いやすくすることです。
シルエットは壊さず、扱いやすさだけを改善する
例えばボブなら、
綺麗な丸み。
毛先の厚み。
全体のシルエット。
そこは残します。
そのうえで、
ハネる原因。
広がる原因。
重く感じる部分。
動きにくい部分。
だけを調整していきます。
僕が理想としているのは、
シルエットはそのまま、扱いやすさだけが良くなるカットです。
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ボブは「デザイン」ではなく「設計」だと思う
ボブというと、
「この写真みたいにしてください」
というオーダーも多いです。
もちろん写真はとても大切です。
でも、写真と同じ長さに切れば同じボブになるわけではありません。
同じボブでも、人によって正解は違う
頭の形も違う。
首の長さも違う。
髪質も違う。
クセも違う。
毛量も違う。
だから、本当に大切なのは写真をそのままコピーすることではなく、
その人に合わせて再設計することだと思っています。
ボブは、デザインである前に設計です。
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まとまらないのは、あなた自身の髪質のせいとは限らない
「私は髪が多いから。」
「クセがあるから。」
「広がる髪質だから。」
そう思って、ボブを諦めている方もいらっしゃいます。
でも、もしかすると問題は髪質そのものではないかもしれません。
一度のカットで直せない場合もある
ただし、すでに毛先がすかれすぎている場合は、一度ですべてを直せないこともあります。
なくなってしまった厚みは、切ることで戻すことはできません。
その場合は、
必要な部分を伸ばしながら、
少しずつ形を整えていく。
そんな時間も必要です。
だからこそ、今の状態を正しく見極めることが大切だと思っています。
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美しさは、まとまりで決まる
僕は、ボブの美しさは派手さではないと思っています。
乾かしたときに自然に形になる。
毛先に厚みがある。
どこから見てもシルエットが綺麗。
伸びても崩れにくい。
そういう機能があるから、美しく見える。
美しさは、まとまりで決まる。
Koeが考えるボブの「機能美」は、そこにあります。
ボブにしたのにまとまらない。
軽くされすぎてしまった。
片側だけハネる。
毎朝アイロンが大変。
そんな悩みがあるなら、
「自分の髪質だから仕方ない」と決める前に、一度“切り方”を見直してみてもいいかもしれません。
髪は、切り方で変わります。
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七森 剛|Go Nanamori
CEO / Artistic Director – KOE Inc.
表参道美容室Koe 代表
髪質改善カットとパーソナルカラー診断を軸に、
骨格・毛流れ・髪質・ライフスタイルから
「似合う美しさ」を設計。
“美しさの判断を引き受ける”ことをテーマに、
静かな半個室空間で、一人ひとりと向き合う美容室を運営。
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Koe(表参道)
髪質改善カット × パーソナルカラー診断 × 半個室
表参道駅A2出口 徒歩2分
Quiet, semi-private salon in Omotesando, Tokyo.
Specializing in hair texture improving cuts and personal color consultation.
We take responsibility for beauty decisions.
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