パーソナルカラーだけでは、似合う髪色は完成しない
ヘアカラーをしたあとに、
「色は綺麗なのに、なんだかしっくりこない」
「似合っているはずなのに、違和感がある」
そんな感覚になったことはありませんか。
美容師としてその理由を考えたとき、
一つ思うことがあります。
それは、
パーソナルカラーだけでは、似合わせは完成しないということ。
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髪色は“顔の額縁”
髪の色は、顔のすぐ外側にあります。
だからこそ、
・肌の色
・血色感
・目元の印象
すべてに影響します。
ヘアカラーは、
単に好きな色を選ぶものではなく、
顔とのバランスを整えるもの
だと思っています。
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理論としてのパーソナルカラー
パーソナルカラーはとても優れた考え方です。
似合う方向性が分かることで、
肌が明るく見えたり、
血色がよく見えたり、
自然と清潔感が出たりする。
これは間違いなく、価値のある理論です。
ただ、
それだけで「似合う」が完成するかというと、
少し違うと感じています。
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似合わせは、もっと細かい
実際の似合わせで重要なのは
・明度(明るさ)
・彩度(鮮やかさ)
・色味
このバランスです。
同じ「イエベ」「ブルベ」でも、
明るすぎるだけで浮いて見えたり、
くすみすぎるだけで老けて見えたりする。
つまり、
方向性だけでは足りない。
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感性と理論のあいだ
ヘアカラーは
理論だけでも、
感性だけでも、
どちらかに寄りすぎるとズレます。
理論だけだと、
正しいけど“しっくりこない”。
感性だけだと、
なんとなく良いけど再現性がない。
その間にある、
納得できて、自然に似合う状態
をつくることが大切だと思っています。
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「しっくりくる髪色」とは
しっくりくる髪色は、
明度、彩度、色味が整っていて、
さらに
肌になじみ、
髪になじんでいる状態です。
派手ではないのに、印象がいい。
頑張っていないのに、整って見える。
そんな状態です。
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最後に
パーソナルカラーは土台です。
そこにヘアカラーとしての設計を重ねていくことで、
初めて似合わせが完成します。
美容師の感性でバランスを整えながら、
理論で裏付ける。
その両方が揃ったときに、
「なんかいい」
と言われる髪色になるのだと思います。
ー 七森 剛
