見出し画像

似合う髪色はどう決まる?美容師が考えている3つの基準


「似合う髪色にしたいです」


美容室で、とてもよく聞く言葉です。


でも実際には、“似合う”は単純な好みだけでは決まりません。


流行っている色。

SNSで見つけた色。

好きな芸能人のカラー。


もちろんそれも大切です。


ただ、本当にその人にフィットする色を考えるとき、美容師はもっと多くの情報を見ています。


---


 ① パーソナルカラー|肌や瞳との相性


髪色は、顔のすぐ近くにある色。


だからこそ、肌や瞳との相性が仕上がりに大きく影響します。


似合う色を選べると、


顔色が明るく見えたり、

肌に透明感が出たり、

髪そのものにツヤが出て見える。


逆に、相性が合わない色だと、


顔がくすんで見えたり、

赤みが強く見えたりすることもある。


好きな色と、似合う色は違う。


これは、カラー提案をするときにとても大切な視点だと思っています。


---


 ② 雰囲気・ライフスタイル|その人らしさに合わせる


似合う色は、肌だけで決まるわけではない。


その人の空気感や、普段の生活も大きく関係している。


例えば、


モードなファッションが多い方。

柔らかい雰囲気の方。

仕事で落ち着いた印象が必要な方。


同じブラウンでも、

選ぶべき色味は変わっていく。


“何色にするか”だけではなく、


どう見られたいか。

どんな自分でいたいか。


そこまで含めて、色を考えている。


---


 ③ 髪質・履歴|今の髪の状態を読む


カラーは、今の髪の状態でも大きく変わる。


ブリーチ履歴。

縮毛矯正履歴。

赤みの出やすさ。

暗くなりやすさ。


同じカラー剤を使っても、

髪の状態によって仕上がりは全く違う。


だから美容師は、


“できる色”ではなく、

“綺麗に見える色”を考える。


今だけ綺麗に見せるのではなく、

色落ちまで含めて設計することが大切だと思っています。


---


「似合う」は、バランスで決まる


似合う髪色は、ひとつの理論だけで決まるものではない。


肌。

雰囲気。

髪質。

履歴。


それらが重なって、

初めて“その人らしい色”になる。


だからこそ、


「何色にするか」ではなく、

「なぜその色なのか」を大切にしたい。


---


七森 剛(Go Nanamori)
CEO / Artistic Director – KOE Inc.
表参道美容室Koe 代表

髪質改善カットとパーソナルカラー診断を軸に、
骨格・毛流れ・髪質・ライフスタイルから
「似合う美しさ」を設計。

“美しさの判断を引き受ける”ことを軸に、
静かな半個室空間で一人ひとりと向き合う美容室を運営。

Koe(表参道)|髪質改善カット × パーソナルカラー診断 × 個室美容室

“Quiet, semi-private salon in Omotesando.”
“We take responsibility for beauty decisions.”

いいなと思ったら応援しよう!