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美容師は、デザインを作る仕事だと思っていた



美容師になった頃、

自分は美容師という仕事を、もっと“デザイン寄り”のものだと思っていた。


ヘアショー。

ファッション。

作品撮り。


そういう世界に強く惹かれていたし、実際、サロンワークより刺激的に感じていた時期もある。


「上手くなりたい」

「早く売れたい」

「人と違うデザインを作りたい」


当時は、とにかく技術を追いかけていた。


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でも、長く美容師を続ける中で、少しずつ考え方が変わっていった。


本当にお客様が求めているものは、デザインだけではない。


むしろ、


安心できること。

落ち着けること。

ちゃんと自分に合う提案をしてもらえること。


そういう部分の方が、長く通う理由になっていることに気づいた。


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昔、モデルハントで出会ったお客様がいる。


その方は、美容室を転々としていて、ヘアカラーもほとんどしたことがなかった。


でも、カットやパーソナルカラー診断をきっかけに、毎月通ってくださるようになった。


その時に言われた、


「カラーって楽しいんですね」


という言葉を、今でも覚えている。


美容師って、髪を切る仕事ではあるけれど、


本質的には、


“その人が、自分を少し好きになるきっかけを作る仕事”


なんだと思った。


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Koeでよく使う言葉に、


「判断を引き受ける」


という考え方がある。


実際、多くのお客様は、


「似合えばいい」

「可愛くなりたい」


という、大きなイメージで来店される。


だからこそ、美容師側が


何が似合うのか。

どんな選択が合っているのか。


そこを整理して、提案する意味がある。


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技術にも、すべて理由がある。


スライス。

立ち位置。

ボディポジション。


細かい動作にも意味があり、理論がある。


感覚だけでやるのではなく、


“なぜそうするのか”


を考えるようになってから、技術への向き合い方も変わった。


特に、パーソナルカラーを学んだことは大きかった。


今まで感覚で捉えていた“似合わせ”が、理論として整理され、言語化できるようになった。


「なぜこの色が似合うのか」

「なぜこのバランスが綺麗に見えるのか」


それを説明できるようになったことで、提案にも自信が持てるようになった。


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美容師は、デザインだけでは成立しない。


安心感。

空気感。

人としての信頼。


そういうものを含めて、


「この人に任せたい」


と思ってもらえることが、本当に大切なんだと思う。


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美容師という仕事は、想像していたよりずっと深い。


ただ髪を切るだけではなく、


人の悩みを聞いて、

気持ちを整理して、

少し前向きになれるきっかけを作る。


技術だけでは届かない部分が、確かにある。


でも逆に、その“人にしかできない部分”があるからこそ、美容師は面白い。


そして結局、この仕事のやりがいはシンプルだと思う。


お客様に喜んでいただけること。


それに尽きます。


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七森 剛|Go Nanamori

CEO / Artistic Director – KOE Inc.

表参道美容室Koe 代表


髪質改善カットとパーソナルカラー診断を軸に、

骨格・毛流れ・髪質・ライフスタイルから

「似合う美しさ」を設計。


“美しさの判断を引き受ける”ことをテーマに、

静かな半個室空間で、一人ひとりと向き合う美容室を運営。



Koe(表参道)

髪質改善カット × パーソナルカラー診断 × 半個室

表参道駅A2出口 徒歩2分

Quiet, semi-private salon in Omotesando, Tokyo.

Specializing in hair texture improving cuts and personal color consultation.

We take responsibility for beauty decisions.



ご予約|[公式サイト]


[Hot Pepper Beauty]


Instagram|@koe_omotesando


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