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見えなくなった…未来のこと…

思春期頃から、未来のことは見えなくなって、そのままになっている。
見えないというのは、見通しが立たないということだ。
毒親には勝手な見通しがあったらしく、それを押し通すつもりだったらしい。
自分には見通しはなく、進む道を変えられてからは五里霧中になった。
五里霧中から暗中模索。
そのままもはや明日のことすら分からない人生に突入した。

そんな暗い人生や生活について慰められることはあった。
しかしそうするような人に限って先の見通しも、今の安泰もあるのだった。
「あんたはいいよな。でも自分は…」となった。
比較すれば差は歴然。
見通しが立つ人生は羨ましいなと思った。

見通しが立つ人も、その見通し次第では悩むようだった。
ただ勤めていればそのまま出世すると分かっていたから、それが嫌で前職を辞めて、やりたいことで開業したと言う者もいた。
何と贅沢な…と今は思う。
しかし本人にとっては深刻な悩みというか、問題だったのかもしれない。
「ただ出世するだけで良いのか…」
という悩みもあるのだろう。
自分は出世どころか定職にすら就けないのだから、そんなレベルの悩みは抱えようがなかった。

毎日明日をも知れぬ生活だ。
まさにその日暮らしというか、一寸先は闇だ。
そんな不安の中で生きてきた。
安定した仕事に就けるなら就いていた。
試みたことはあったが、自分にはできっこないことだった。
出世は望まなかった。
だから格式が高い職には就きたくなかった。
平凡で良いから、安定した職に就きたかった。
自分の性格ならそうすることが相応しかった。
それはいつしか叶わぬ願いになってしまった。
高望みしたのは自分ではない。
毒親だった。
高望みすると身を滅ぼすのは高望みする本人ではないのか。
親が子に期待して高望みすると、親子は共倒れになるものだろうか。
それはまだ分からない。
これから先色々あれば分かるかもしれない。
どこへでも、行ってみるまで分からない。
行く前には分からないから、とりあえず行ってみることにしている。