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【廃線】休止線から半世紀後に廃線となった西武安比奈線

埼玉県川越市の西武新宿線 南大塚駅 から「西武安比奈線」という3.2kmの貨物線が走っていました。関東大震災後に高まった砂利需要を賄うために西武鉄道が入間川へ砂利運搬線を敷設、戦後の復興も落ち着き需要減や採取規制の強化などで1963年には休止線となる。一時は車両基地計画なども持ち上がりはしたものの2017年に正式に廃止となりました。これまでに架線柱などは撤去されましたが線路や枕木などはところどころで残っており、現在でも雰囲気よくその遺構を確認することができます。年々宅地化も進んでいるので探訪はお早めに
撮影日 2018.2 2021.2

南大塚駅に残る軌道後
木製の架線柱が各所に残る
X字型の動作反応灯
警報機跡
交通量の多い国道16号を渡る
とりあえず埋めてしまえ
立ち入り禁止となっているが
駅までの近道でもある
花壇や家庭菜園に
ほぼ第4種踏切だったらしい
この頃はまだ吊架線が残っていた
宅地を抜けると田園地帯となり
築堤が伸びてゆく
なんと端補鋼材が「コの字」
鉄道黎明期のポーナル型プレートガーター橋です
端対傾構が補強されているのでオリジナルではない
貨物線にありがちな中古(流用)橋かも
これはたまらん!
ここを貨物列車が走るところを
見てみたかった
いくつもの水路を超えてゆく
緑のトンネル
このまま残して欲しい
ここはレールが浮いてしまっている
休止線だった頃に県道114号線が開通し分断される
アンダーパスなどは全く考慮されていない
鉄道杭は「ェ」
軌道はさらに河川敷に伸びてゆく
良い雰囲気です
丸S NO 60 A 1910 ??
1910年(日)官営八幡製鉄、製造月は読めません
(J)OLIET 87 1887年(米)ジョリエット製鉄
中古輸入レールばかりで種類が
豊富なのも安比奈線の特徴
ロールマーク(陽刻)掘り出しセット
★NCRN Co STEEL IIII 87 ★
1887年(米)ノースシカゴローリング
ミルスチール製は珍レール。
掘ったら犬釘も出てきた。
コンクリートの構造物
芯は古レール
一番大きなもの
かなり高さもある
終点の安比奈駅付近
河原からは600㎜ゲージのホッパーで
ここまで上げていた
深さは50センチ程のT字型の堀
アッシュピットでしょうか?
MICHEVILLE 1926
この堀にあったレールのミシュビルはフランス製
これはかなり珍品!
更に分岐してゆく
かなりヤードは広かったようだ
カーネギー(米)が最も多い
これ600㎜軌間かな?
西武はここで鉄道聯隊のE型コッペルを
使っていたはずだが
オフロード天国
2輪や四駆が荒らしまくり掘りまくりますが
そのおかげでレールが出てきます
官営八幡製鉄のロールマークの真裏には・・
ありました!鉄道連隊の陽刻
西武は戦後にコッペルなど一式を譲り受けている
採取していた入間川には
それらしい痕跡はありませんでした
このエリアにはまだ沢山のレールが埋まっている

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