映画1000本 46本目 ゴーン・ガール
監督デビッドフィンチャー
2014年アメリカ映画
自分にとってデビッドフィンチャー監督の映画はソーシャルネットワーク、セブン、ファイト・クラブに続く4作品目
ソーシャルネットワークの時点で天才だと認識しましてましたが、女性の描き方に問題のある人でもあると思ってて、今回のゴーン・ガールでそれは確信になりました。女性不信が根底にあるのかもしれません、原作があるのでそういった題材が目にとまったのか、女性心理を極端に描き切るという方向の映画、今までの作品で無視してきた女性の内面を0から100まで振り切ってて、中途半端はだめなんだなと思い知らされた傑作です。
あらすじ
結婚5周年の夫婦の妻が失踪し、その夫が殺害したのではと疑いをかけられる。妻は有名人なのでテレビで取り上げられ騒ぎになる。夫は浮気をしたり金銭トラブルもあって、その復讐として夫を殺人犯にするために妻が計画したのだが、途中で気が変わって、誘拐された場所から逃げてきたという理由で、戻ってくる。夫は嘘だと分かっていたが、共依存なので逃れられずにそのまま暮らすことになる…
これだけ聞くと、妻が失踪して戻ってくるだけの話ではあるのだが、色んな話をこれでもかと詰め込んでる、なんか不要な話も結構あるような気はする、2時間半くらいある映画です。長く見せられた割にバッドエンドという、いつものデビッドフィンチャー作品、ただ一つ一つの場面で色々語りたくなるような印象に残るシーンも多い。
夫の妹は割とマトモで、女性刑事も割と優秀でバランスが良いのでこの2人が出ると安心する。フィンチャー作品には珍しい女性キャラクターだと思う。
妻に殺害される不憫な男は、洋画にありがちなヒロインにチョッカイ出すけど最後はフラれるという地位はあるけど女の気持ちがわからないタイプ
ガンダムのカムランブルームを思い出した。どう考えてもこちらの方が幸せになれるだろうにと、いつも思う。夫はクズだし金もない、弁護士に大金を払い続ける人生になるだろうしね、さらに気持ちも離れてる男と一緒にいてどうするんだろう
元を辿れば妻の両親が毒親で、結果人格障害のようになってしまった被害者ではあるんだが、現実でもよくある話。サイコパスでもあるから、他人からの拒絶が気にならないというある種羨ましい性格でもある。徹底的に計画を立てて実行する行動力もあるし、これだけの才能あるなら仕事とか前向きな事に使えばいいのにとこの手の人には思う。
夫の見る目がなかったといえばそれまで、結婚するまで隠してる人は多いよ、知り合いでも理不尽な目にあってるという愚痴を聞くけど、もっと構ってやれよと、気分転換させないから不機嫌になってるんじゃないと思ってしまうね。家で母親が子供と2人きりは無理がある、できないなら長時間労働を強いる企業に問題がある。そのあたりが根源だなとは常々思ってます。話が大きくズレました。
この映画に関して言うことはもうないです。
フィンチャー作品は全て見たい。

