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生成AI時代に、本当に育てたい人財とは

今回のnoteは、ちょっとお仕事モードのお話です。

生成AIを導入し、文章の清書、要約、検索、資料作成に使う。もちろん、とても便利です。私も日常的に使っています。でも最近、それだけでは少しもったいないな、と思うようになりました。生成AI時代に本当に差がつくのは、AIそのものの性能ではなく、使う人間の洞察力ではないでしょうか。

「もう無理」で、問題を閉じていないか

ある企業で、「レートが変わるので業務効率が上がらない。でもレートは自分たちではどうしようもない」という話を聞いたことがあります。その場には、どこか「だから無理ですよね」という空気がありました。でも私は、どうしても違和感がありました。

本当に問題は、レートが変わることなのでしょうか。

レートが変わることで、業務のどこに待ちが生まれるのか。どこで再計算や確認、承認、手戻りが増えるのか。問題を分解していけば、パターンが見えてきます。そして、そのパターンの裏にある原理原則を考えれば、変えられない条件の中にも、変えられる構造が見つかるかもしれません。

変えられないものを「原因」と決めた瞬間、改善は止まる。
私は、そう感じています。

生成AIに「答え」をもらう人、「問い」を深める人

生成AIも同じです。「原因を教えて」「改善策を出して」で終わる人もいれば、「この現象を分解すると、この条件だけ違う。裏には何が隠れている?」「この仮説が正しいなら、何を確認すればいい?」と対話を深める人もいます。

同じ生成AIを使っていても、得られるものはまったく違うはずです。

その差を生むのは、日頃から現場を観察し、学び、考え、失敗し、それでも問いを失わず改善を続けてきた経験ではないでしょうか。

私が育てたいのは、そんな人財です

生成AI時代に必要なのは、AIの操作だけに詳しい人ではない。私は、現場を観察し、原理原則から洞察し、問いを立て、改善し続ける人財だと考えています。

「もう無理」で終わらず、「では、何なら変えられる?」ともう一度考える。自分で仮説を持ち、生成AIにもぶつけ、確かめ、また考える。

私は、そんな人財を育てる仕事をしています。生成AIに考えることを任せるのではなく、生成AIとともに、もっと深く考えられる人を育てる。これからの人財育成で、私はここを大切にしていきたいと思っています。

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