見出し画像

高3からの理科はもう遅い。中学生で「宇宙一」を楽しんだ息子が手にしたもの

2026年3月16日

先取り学習は悪なのか。時間という最強の資産を活かし志望校特化フェーズへ

大学受験の本番まで、いよいよ残り一年を切りました。一月の共通テスト体験受験と二月の東大入試体験受験を終え、今、息子は今後の勉強方針を冷静に軌道修正しています。共通テストと二次試験、それぞれに異なる特徴があるため、基礎を土台にしつつも、解き方の戦術を使い分けていく必要があるからです。

これまで全教科を網羅する全方位型の学習を続けてきたおかげで、基礎はかなり固まってきました。中でも英語、数学、理科の三本柱に、中学生の頃から時間をかけて取り組んできたことが、ここにきて大きなアドバンテージとなっています。

通説に流されず好奇心のままに理科を始めた日

今振り返ってみて、あの時やっておいて本当に良かったと思うのが理科です。三、四年前の当時でさえ、理科は高三になってからでも間に合うという声が主流でした。しかし、私たちはその通説を鵜呑みにはしませんでした。

幸い、息子は中学生の頃から理科が大好きでした。宇宙一わかりやすいシリーズのような、親しみやすい参考書を入り口にしたことで、高校範囲の化学や生物にも抵抗なく入っていくことができたのです。余裕のある時期に、楽しみながら基礎に触れていた。その貯金があるからこそ、今、難関大受験の定番である重要問題集に、腰を据えて取り組めています。

数年単位で積み上げた時間の純度

英語、数学、理科。二次試験の鍵を握るこれらの教科を仕上げるには、数ヶ月単位ではなく、数年単位の膨大な時間が必要です。小1で英語を始め、中1で英検準1級合格、小5で中学数学を始め、中1で高校1年レベルの数検準2級合格など、当時のスピード感は、決して大げさなものではなかったと今さらながら実感しています。

世間では先取り学習は良くないという意見も耳にしますが、息子の場合は全く当てはまりませんでした。むしろ、早くから土台を作ったことで、今の時期に多様な選択肢を持てるようになった。これこそが最良の手段だったと確信しています。

詰め込みではなく試行錯誤のための時間を買う

多くの受験生が基礎固めに追われる高三の一年間を、息子は実戦演習と弱点補強にフルに充てることができます。東大レベルの入試では、知識の量よりも、それをどう組み合わせるかという試行錯誤の時間が合否を分けます。先取り学習とは、単なる知識の詰め込みではなく、この試行錯誤のための時間を事前に買っておく作業だったのかもしれません。

盤石な基礎という土台の上に、ここからは志望校特有の思考の癖や、共通テストの時間配分という実戦的な戦闘服を着せていくフェーズに入ります。自分の立ち位置を客観的に見極め、自ら軌道修正を始めた息子の背中を、これからも信じて支えていきたいと思います。


いいなと思ったら応援しよう!