未経験から医師事務作業補助者になるには?~最初の3か月で身につけたいこと~
「医療の仕事に興味はある。でも、未経験の私にできるのかな?」
そんな不安を持つ方へ。
約300名の医師事務作業補助者の育成に携わってきた経験から、未経験の方に最初の3か月で身につけてほしいことをお伝えします。
「医療の仕事に興味はあるけれど、医療の知識がまったくない私でも大丈夫でしょうか?」
こんな風に思っていませんか?
「医療の仕事」って難しそう。
医療機関で働いた経験もない。
医療関連の資格も持っていない。
医学用語もよくわからない。
そんな状態から、本当に医師事務作業補助者を目指すことができるのでしょうか。
安心してください。
私はこれまで約300名の医師事務作業補助者の育成に携わってきましたが、その多くが同じような不安を抱えていました。
研修を終える頃には、医師事務作業補助者として働いていく自覚と自信が芽生え、皆さんが輝いた目で医療の現場に向かっていく。私はそんな姿をたくさん見てきました。
その経験からお伝えしたいのは、
「最初から医療の知識を持っている必要はありません」
だからこそ、「研修」があるのです。
あなたを一人の医療人として育てる環境があります。
大切なのは、医師事務補助者として必要なことを順番に学び、知識を実際の仕事につなげていくことです。
今回は、未経験から医師事務作業補助者を目指す方に、最初の3か月でどのようなことを身につけてほしいのかをお話ししたいと思います。
1か月目 まずは「医療の現場」を知る
未経験の方に、いきなり診断書を書いてみましょう、カルテを読んでみましょうと言っても難しいですよね。
まず必要なのは、医療機関で働くための土台作りです。
病院にはどのような職種の人がいるのか。
患者さんが受診してから診療を終えるまで、どのような流れで進むのか。
医療保険制度とは何なのか。
診療報酬とは何なのか。
医療機関における個人情報を扱う際には、どのようなことに注意しなければならないのか。
そして、医療現場では聞き慣れない医学用語や略語もたくさん出てきます。
最初からすべて覚える必要はありません。
まずは、
「病院という場所が、どのような仕組みで動いているのか」
を知ること。
これが、最初の一歩です。
2か月目 「医師事務作業補助者の仕事」を理解する
基礎が少しずつ身についてきたら、次は医師事務作業補助者の仕事について、より具体的に学んでいきます。
医師事務作業補助者は、医師の事務作業をサポートする仕事です。
しかし、単にパソコン入力ができればよい仕事ではありません。
医師が何を求めているのか、自分は何を伝える必要があるのかを理解すること。
カルテの内容を読み取ること。
診断書などの医療文書について理解すること。
自分が行ってよい業務と、行ってはいけない業務を理解すること。
そして何より、医師、看護師、医療事務職員など、さまざまな職種の人たちと連携して仕事を進めていく力が必要です。
この段階では、
「知識として知っている」から、「仕事として理解している」へ。
少しずつ視点を変えていきます。
3か月目 「知っている」を「できる」に変える
私は、ここをとても大切にしています。
研修を受けて、「わかりました!」
で終わってしまっては、実際の現場で困ることがあります。
知識として「理解している」ことと、実際に「できる」ことは違うからです。
そこで必要になるのが、「実習」です。
例えば、実際の業務を想定したケースをもとに、医療文書を作成してみる。
カルテの情報から必要な内容を読み取ってみる。
「このような場合、自分ならどう対応するだろう?」
と考えてみる。
私がいつも受講生の方に伝えていることですが、
研修は、わからないことをわかるようにする場所です。
わからなくて当たり前、たくさん間違えて良いのです。
むしろ間違えることで「ここは気を付けないと」と気づき、学ぶことができます。
失敗を学びに変える。私は、そんな実習の時間をとても大切にしています。
そして、
「なぜ間違えたのか」
「次はどうすればよいのか」
を一緒に確認する。
この積み重ねが、現場で動ける力につながっていきます。
未経験だからこそ、順番に学んでほしい
医療の世界には、最初はわからないことがたくさんあります。
でも、それは当たり前のことです。
私がこれまで育成してきた方たちも、最初から何でもできたわけではありません。
一つずつ学び、理解し、実践し、できることを増やしていきました。
だから私は、
「未経験だから無理」ではなく、
「未経験だからこそ、正しい知識を基礎から順番に学ぶ」
ことが大切だと考えています。
私が目指しているのは、「研修を修了すること」だけではありません
研修を受けて、テストに合格して、修了証書を受領する。
もちろん、それも一つの大切な目標ですが、これがゴールではありません。
むしろ、ここからが皆さんにとってのスタートです。
実際の医療現場に直面したときに、
「何をすればいいのかわからない」
ではなく、
「研修でやったことがある」
「まず、ここを確認してみよう」
「わからなければ、こうやって確認すればいい」
と思えること。
医師事務作業補助者として、現場で最初の一歩を踏み出せる人を育てたい。
私はそのために、研修を続けています。
未経験から「現場で動ける」医師事務作業補助者へ
現在、医療経験がまったくない方でも基礎から学び、実習を重ねながら、医師事務作業補助者としての就業を目指せるよう、
「未経験から『現場で動ける』医師事務作業補助者へ ~3か月実践伴走プログラム~」
を準備しています。
ただ動画を見て終わる研修ではなく、一人ひとりの理解度を確認し、その方の学ぶペースに合わせながら基礎から実践まで学んでいただくプログラムです。
「医療の仕事に興味はあるけれど、自分にできるのかわからない」
「医師事務作業補助者という仕事について、もう少し知りたい」
そんな方が、安心して最初の一歩を踏み出せる場所にしたいと考えています。
詳しい内容については、これから少しずつお知らせしていきます。
医療経験ゼロからでも、一歩ずつ。
その一歩が、未来の医療を支える力につながると私は思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
医師事務作業補助者という仕事に興味を持った方、これから医療の仕事を目指してみたい方に向けて、これからも現場で役立つ知識や学びについて発信していきます。
「こんなことを知りたい」ということがありましたら、ぜひコメントで教えて頂けますと嬉しいです。
