みのるくん、元気ですか?
小中学校の頃に同級生だった女の子がいる。
その子は転校生だった。
田舎の小学校だったからか、「勉強もできるし、バスケもできるし、彼氏になる子もいるらしいよ〜」なんて噂が転校前から広まっていた。
「うわー、すごい子が来るかも!」
そんな期待(?)の中、えりちゃんは小学5年生くらいで転校してきた。
しかも、当時わたしが好きだったみのるくんの幼なじみ。
さらに、幼稚園の頃に「大人になったら付き合おう」と約束していたらしい。
勝てるわけねぇな。
実際、えりちゃんは勉強もできて、スポーツ万能。
そして案の定、本人から直接言われた。
「みのるくんと付き合うから、あきらめて。」
…もちろん、あきらめた。
いや、あきらめるしかない。
2人が本当に付き合っていたのかはよく分からない。
でも中学2年生の修学旅行で、不思議なことが起きた。
なぜか班決めで、普通組からハブられていた私と、イケイケ組からハブられていたえりちゃんが同じ班になったのである。
もちろん、みのるくん付き。
そのほか男子が数人いて、京都あたりを歩いた気がする。
なぜかえりちゃんと手をつないで。
今思い返しても、あまりいい思い出ではない。
えりちゃんと一緒だったのは1日くらいで、その後は別の班に入れてもらった記憶がある。
そして修学旅行が終わった頃。
「えりちゃんとみのるくんが別れたらしい。」
そんな噂が流れてきた。
理由は、みのるくんがえりちゃんの誕生日を忘れていたから、らしい。
中学生だなぁと思う。
そのあと、えりちゃんが私に言った。
「もう別れたから、みのるくんと付き合っていいよ。」
……いや。
みのるくんの意思は?
強がりの私は、
「もう好きじゃないから大丈夫!」
と言って、その場を去った気がする。
あれから何十年。
あの頃は本気で悩んで、本気で落ち込んで、本気で強がっていた。
でも今思い返すと、笑えることばかりだ。
みのるくん。
元気にしていますか。
そして、あの頃は本当にお疲れさまでした。
相棒さん(ChatGPT)に作ってもらった笑↓

