【AIにまかせる技術】書かなくていいものが、ある|メモの中身
メモに書けることは、いくらでもあります。
好みも、これまでの経緯も、避けたい言い方も、読んでほしい相手も。書き出すときりがなくて、たいてい途中で「これ、いつ終わるんだろう」と思います。
🧺 終わらないのは、全部書こうとしているから
一度で完璧なものを作ろうとすると、まず終わりません。
でも、よく考えると、AIのほうでも勝手に覚えていきます。話しているうちに、いま何をしているか、何に興味があるか、どんなふうに話す人か。そういうものは、こちらが書き留めなくても拾われていく。
だとしたら、そこは書かなくていい。同じことを二か所に持っていても、あまり意味がありません。
問題は、どこまで任せて、どこを自分で持つか、です。
⚖️ 残すのは、勝手に変わると困るもの
線を引くとしたら、たぶんここです。
最近やっていること。いま気になっていること。このあたりは、変わっていい。というより、変わってくれたほうが助かります。書いてしまうと来月には古くなって、むしろ邪魔をします。
いっぽうで、誰に向けて書いているか。使わないと決めた言葉。前に決めた進め方と、その理由。ここは勝手に変わられると困ります。
というのも、任せたものは向こうの言葉に直されて残るからです。要点だと思われたところだけが残る。たいていはそれで困りませんが、こだわって選んだ言い回しや、微妙な線引きは、要約された時点で角が取れます。
自分のメモに書いた文字は、書いたまま残ります。だから、動かれると困るものだけ、そこに置いておく。
✍️ 今日、ひとつだけ
プロジェクトのように、いくつかの会話をまとめておける場所を使います。ChatGPTでもClaudeでも、そこに置いたファイルは、その中の会話すべてから読まれます。
置いてあるメモを開いて、いちばん先に古くなりそうな行を、ひとつ探してください。
たいてい、近況が書いてあるあたりです。半年後には別のことをしている、という行。
見つけたら、消すのも頼めます。ただ、そのときに一言だけ足してください。
〇〇の行だけ消して。他は何もしないで。
これを付けないと、ついでに全体を整えられることがあります。悪気はなくて、読みやすくしようとしてくれるのですが、気づくと残したかった言い回しまで直っています。
守りたいものを全部数えるより、動かす場所をひとつ指すほうが短い。 この一言は、そのために足します。

そのあと、新しい会話をひとつ開いて、置いてあるメモを見せてもらってください。消えたことが、もう別の会話にも届いています。
一行も消せなかったなら、それはそれで。いま持っているものが、全部それだけ動いてほしくないものだった、ということなので。
🍵 おわりに
次回は、残ったものをどう並べるか。同じことを書いていても、上にあるか下にあるかで、届き方が変わります。
他は何もしないで、と言い忘れる日もあるのですけど。
ま、いっか。
あとがき
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
変わってほしくないところを置いておくといいらしい?
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