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【セミナーレポート】大企業の63%が感じている「コンサル活用のギャップ」とは?『かしこいコンサル活用』セミナー

株式会社Groovement 広報の山口です。
Unite Partners株式会社と株式会社Groovementは、2026年8月25日に経営者や事業リーダーを対象としたオンラインセミナーを開催しました。

テーマは「賢いコンサル活用――経営・事業リーダーと外部人材との本当の付き合い方」
コンサルティング業界の現状やAI・フリーランス時代の効果的な外部人材活用術について議論を深めました。


自社の強みを活かした変革支援サービスを展開

セミナー冒頭では、両社の代表が自社の事業内容や自身の経歴を説明しました。

Unite Partners株式会社 代表取締役 小林 大輝
東京大学卒業後、デロイトトーマツコンサルティングに入社。
製造業全般と物流業界を主なクライアントとし、戦略から実行まで幅広い案件を提案および実施。
その後、独立・起業し、2度の事業売却を経て、Unite Partnersを創業。

株式会社Groovement 代表取締役 浴野 真志
神戸大学 経済学部 経済学科卒業、新卒でセイコーエプソンを経て、デロイトトーマツコンサルティングに第2新卒として入社。
その後、ブティック系戦略コンサルティングファームのフィールドマネージメント(現:FIELD MANAGEMENT STRATEGY)を経て、Groovementを創業。

「賢いコンサル活用」の鍵はROIの最大化とゴール設定

トークセッション前半のテーマは「賢いコンサル活用」について。

Unite Partners 小林代表は、コンサル費用が高額化して予算が続かず、変革が途中で止まってしまう課題を指摘しました。
その上で「賢い活用とは、コンサルティングのROI(投資対効果)を最大化すること」と定義。
トータルコストの低減と圧倒的な機動力でスピードを上げ、成果を高める支援体制の重要性を述べました。

Groovement 浴野代表は、「最終的なアウトプットが明確に定義され、現場で内製化・定着化するロードマップまで伴走してもらえるかが重要」と強調しました。
発注者側のスコープ設定や課題意識がROIに直結するため、まずはコンサルタントと十分な対話を重ねることが成功への第一歩であると両者で一致しました。

大手・ブティック・フリーランス・AIの適正な使い分け

多様化する外部支援の選択肢や使い分けについても議論が深まりました。

  • 大手ファームとフリーランス:浴野代表は、グローバル知見が必要な大規模プロジェクトは大手ファームが優位な一方、ピンポイント支援や優秀なアドバイザー機能としてはフリーランスが適していると解説しました。
    ただしフリーランスは質の担保や相性の見極めが難しいため、信頼できるエージェントの介入が鍵となります。

  • AIと人間の役割分担:AIは情報整理や抽出において圧倒的に安価で有用な一方、ハルシネーション(誤情報)のリスクや責任、そして現実世界の組織や人間を動かす実行力においては人間のコンサルタントが不可欠であると小林・浴野両代表は指摘しました。

  • ブティックファームの選び方:小林代表は、大手ファームにありがちな既存資料の使い回しを避け、自社の個別の課題や状況に向き合って真剣に提案書を作成してくれるかどうかが、信頼できるブティックファーム選びの基準と説明しました。

コンサル活用(外注) vs 自社採用の判断基準

最後に「外部のコンサル委託か、自社での採用(内製化)か」というテーマについて意見が交わされました。

小林代表は「欲しいタイミングで即座に高レベルな人材を投入できるスピード感と即効性こそがコンサルの強み」とし、短中期での変革推進には外部活用が最適であると説明しました。

浴野代表は「コンサルタント特有の『クライアントファースト』や自己犠牲を払ってでも価値を最大化するマインドセットは、事業会社に採用されると融和して低下しやすい」と分析しました。
コンサルタントのパフォーマンスや熱量を維持したまま活用するには、自社で採用するよりも業務委託やファームとして起用し続けることが構造上効果的であるとの見解を示しました。

コンサルティングのROI(投資対効果)をいかに最大化するか

今回のウェビナーは、事業会社が抱えるリアルな悩みに深く斬り込む内容となりました。

AIが手軽に情報を整理してくれる現代において、人間のコンサルタントに求められているのは、単なる情報提供ではありません。
現場のワークフローにまで落とし込む「実行力」と、自己犠牲を払ってでもクライアントの価値を最大化しようとする「マインドセット」です。

登壇した両者の話からは、コンサルタントに丸投げするのではなく、発注側もリテラシーを高め、適切なフェーズで最適な外部人材(大手・ブティック・フリーランス)を使い分けることの重要性が伝わってきました。

変化の激しい時代において、自社に必要なピースを外部から即座に調達できるコンサルティング活用は、強力な武器になります。
自社の課題解決や人材リソースに悩んでいる方は、ぜひこの機会に、自社に合った「コンサル活用のあり方」を改めて見直してみてはいかがでしょうか。

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