AIを活用して、約1週間でiPhoneアプリをApp Storeにリリース。GitHub Copilotで変わった個人開発
約1週間で、新しいiPhoneアプリ「ボディメモ」をApp Storeに公開しました。
もちろん、すべてを一人でゼロから書いたわけではありません。GitHub CopilotやChatGPTといったAIを積極的に活用しながら開発を進めたことで、想像以上のスピードでリリースまでたどり着くことができました。
📱 ボディメモ
以前にもiPhoneアプリを公開した経験はありましたが、今回はAIを本格的に活用したことで、開発効率が大きく変わりました。
この記事では、AI(主にGitHub Copilot)を活用し、約1週間でiPhoneアプリをApp Storeに公開した経験をまとめています。
実際に役立ったAIの活用方法や、App Store公開までに苦労したこと、約1週間でリリースできた理由も紹介します。
これから個人開発を始めたい方や、AIを活用したアプリ開発に興味がある方の参考になれば嬉しいです。
ボディメモを作った理由
きっかけ
私は普段、ダイエットや筋トレをしています。
食事や筋トレ、有酸素運動を記録する中で、
「もっとシンプルに記録できるアプリがあったら便利なのに。」
と思ったことが、ボディメモを作るきっかけでした。
高機能なアプリはたくさんありますが、毎日使うものだからこそ、迷わず入力できるシンプルさを大切にしました。
なぜその機能を入れたのか
主に食事と運動の両方をメモできるアプリとして機能するように作りました。
意外と両方をシンプルに記録できるアプリがなかったんです。
どんな画面を目指したのか
シンプルで直感的に操作できる、今どきのデザインを目指しました。
AIから提案されたUIやレイアウトも参考にしながら、より洗練されたデザインになるよう調整しました。
AIを活用した開発
今回の開発では、主に GitHub Copilot を活用しました。
画面実装
実装方法の提案
エラーの原因調査
など、開発全体をサポートしてもらいました
一方で ChatGPT には、
実装方法の相談
App Store説明文の作成
審査対応の文章作成
宣伝方法の相談
noteの記事構成
など、開発以外も含めて幅広く相談しました。
ただ、もちろんAIだけでアプリが完成したわけではありません。
アイデアを考え、仕様を決め、AIに適切に指示を出し、完成したものを確認して改善する――この部分は開発者自身が担いました。
それでも、実装をお任せできる環境があることで、開発スピードは今までとは比べものにならないほど変わったと感じました。

AIを活用して感じたこと
GitHub Copilotで特に助かったこと
短期間で公開まで進められた理由の一つが、GitHub Copilotの存在でした。
特に助かったのは次の3つです。
① コーディングが容易になった
Copilotが次に書きたいコードをかなり高い精度で提案してくれました。
Copilotが多くのコードを提案してくれたため、ソースコード自体を細かく確認することはほとんどありませんでした。 代わりに、アプリを実際に動かして動作確認を繰り返しながら開発を進めました。
② エラー解決がかなり容易だった
エラーが発生したときも、「原因を特定して修正して」だったり、「この部分の機能をゼロから作り直して」という指示出しにすると直るケースが多かったです。
③ アイデア出しまで助けてくれた
自分のアイデアとAIの提案を組み合わせながら開発を進められました。
その分、「どんなアプリにしたいか」を考える時間を増やせたことが、一番大きなメリットだったと思います。
Copilotをどう使ったか
「ここを改善して」といった相談を繰り返しながら開発を進めました。
こんな機能が欲しい、ここを直してほしい、どんな作りがいいと思うか、など多岐に渡り指示を出していきました。
ChatGPTをどう使ったか
ChatGPTは、実装よりも「相談役」として活用することが多かったです。ソースコードを読んでもらって改善点を聞いたり、App Storeの説明文や審査対応の文章、宣伝方法や記事構成まで幅広く相談しました。
プロンプトの工夫
極力具体的に書くようにしたこと、また大雑把でもある程度は書いてはくれました。ただ特にエラーの時に何回指示しても直らないことがあったので、「原因を特定してください」と先に聞いたら、原因を深掘りして、それから「それを直してください」と指示したら直る可能性が高くなったり、また、「0から作り直してください」だと対処的に直して直らないケースを抑えられたと思います。
AIで失敗したこと
AIを使い続けるうちに、GitHub CopilotやChatGPTの利用量が増え、最終的にはGitHub Copilot Maxを契約しました。便利だった反面、AI利用料だけで数万円規模の初期投資になりました。
AIに任せられなかった部分
アプリの構想やイチオシの部分など、人間の熱量から出るアイデアは大事にすべきところだと思います。いいアイデアはくれるのですが、自ら出したこだわりはやはりその方が強いです。
例えば、運動と食事の両方を記録できるのが珍しくそれを入力しやすく作るのは人間の知恵の部分も大きかったと思います。
AIはアイデアを広げるのは得意ですが、「このアプリらしさ」を決めるのは、やはり開発者自身だと感じました。
人間が判断した部分
最終的な動作の違和感がないか、また広告削除のサブスクの金額だったり、あとはアプリとして体験が良いものになるかは考えました。
Copilotに聞いても回答はくれるのですが、最後に触るのは人間なので、自分の感覚も大切にするようにしました。
App Storeに公開された瞬間
7月17日の朝、「Ready for Distribution」のメールが届きました。
初めて自分が作ったアプリがApp Storeに並んだ瞬間は、本当に嬉しかったです。
「最後まで作り切って公開できた。」
この経験は、自分にとって大きな財産になりました。
約1週間で公開できた理由
今回短期間で公開まで進められた一番の理由は、AIを積極的に活用したことだと思います。
分からないことを調べるだけではなく、その場で相談しながら進められる環境があったことで、開発を止める時間を大きく減らすことができました。
もちろん、AIを使えば誰でも簡単にアプリが完成するわけではないとは思います。
しかし、以前よりも「挑戦するハードル」は確実に下がっています。
「アプリを作ってみたい」と思っている人にとって、今は本当に挑戦しやすい時代になったと感じています。
AIを使って一番学んだこと
一番重要だったのは、
「何を作りたいかを言語化する力」
でした。
例えば、
この画面だけ書き直してください
このエラーの原因を特定してください
モダンな画面に改善してください
のような基本的なことから、
○○の機能を追加してください
に具体的に伝えるほど、回答の精度も高くなります。
AIを使うほど、開発者の役割はコードを書く人から設計する人へ変わっていくと感じています。
約1週間のタイムライン
今回の「約1週間」は、Macが届いて開発を開始した日から、App Storeで公開されるまでの期間です。
アプリのアイデア自体は以前からありましたが、実際の開発はMacが届いた日から始めました。
7月9日
Macが到着し、その日の夜から開発を開始しました。


7月17日
Appleから「Ready for Distribution」の通知が届き、公開準備が完了しました。

その後、App Store Connectでも公開状態になり、実際にApp Storeで「ボディメモ」が公開されました。


こうして振り返ると、自分でも約1週間でここまでたどり着けたことに驚いています。
AI時代の個人開発
AIは、個人開発者が「作りたい」を形にするスピードを大きく高めてくれる存在です。
アイデアを形にするスピードは、これからさらに速くなるでしょう。
その中でも大切なのは、
何を作るか
誰の課題を解決するか
どんな体験を届けるか
この部分は、これからも人間が考えるべき価値だと思っています。
次の目標
現在は新しいゲームアプリの審査中です。
また、今回学んだことを活かしながら、便利で楽しいアプリを継続して作っていく予定です。
終わりに
この記事が、これから何かを作ってみたいと思っている方の、一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。
今後もアプリ開発を続けながら、開発の様子や学んだことをXやYouTubeでも発信していく予定です。
興味を持っていただけたら、「ボディメモ」を使っていただいたり、XやYouTubeもぜひご覧ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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食事・筋トレ・有酸素運動をシンプルに記録できるiPhoneアプリです。
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