3000年前の王が抱えていた悩みは、今の私たちと同じだった。[ギルガメシュ叙事詩]
人類最古の物語のひとつ、ギルガメシュ叙事詩。
舞台は古代メソポタミアの都市国家ウルク。
王ギルガメシュは、強すぎる力ゆえに傲慢になり、人々を苦しめていた。
そんな彼の前に現れたのが、野生の男エンキドゥ。
最初は敵同士だった二人は、戦いを通じて“親友”になる。
ここから物語は一気に動き出す。
二人は怪物フンババを倒し、天の雄牛を退け、英雄として名を上げていく。
しかし、女神イシュタルの怒りによって、エンキドゥは死んでしまう。
ギルガメシュは絶望する。
「死とは何か? なぜ人は死ぬのか?」
その答えを求めて、彼は“不老不死”を探す旅に出る。
旅の果てで出会ったウトナピシュティムはこう告げる。
「永遠の命は人間には与えられていない。大切なのは“どう生きるか”だ。」
ギルガメシュは悟る。
“死”は避けられない。だからこそ、友情も、冒険も、人生も輝くのだと。
ウルクに戻った彼は、暴君ではなく“賢王”として生きる道を選ぶ。
この物語が4000年も語り継がれてきた理由。
それは、私たちが今も同じ問いを抱えているから。
「どう生きるべきか?」
「何を残すべきか?」
ビスマルクの言葉を借りれば、
「愚者は経験から学び、賢者は歴史に学ぶ。」
あなたはどちらの生き方を選びますか。
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