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欲に塗れた細木数子という人生Netflix『地獄に堕ちるわよ』

🎞️Netflixにて4月27日(木)配信スタート    
              試写会より

🎬あらすじ
独自に編み出した六星占術で「大殺界」など強烈なワードを歯に衣着せぬ物言いでメディアから引っ張りだことなり、世間を席巻した占い師“細木数子”。レギュラー番組を多数抱え、著書は「世界で最も売れた占い本」としてギネス世界記録を樹立するほどに絶大な影響力を手にしていた。

そんな細木数子の自伝小説を出版するにあたり、落ち目の作家だった魚澄美乃里は千載一遇のチャンスとばかりに執筆を前のめりに引き受ける。

密着取材で聞かされる細木数子という人生の幕開けは戦後の混乱期にまで遡る。貧しさに食らいついて必死に生きる姿はq数子の渇望の原点でもあった。

美乃里は細木数子という得体の知れない人物の密着取材する中で聞かされる波乱に満ちた過去に心酔感を覚えていく。しかしそれは徐々に小さな綻びを見せはじめ、やがて黒い影が徐々に明るみを帯びはじめる…

🤔レビュー
占い師である細木数子は2000年代前半から各テレビ局でレギュラー番組が増えていくと、軒並み高視聴率(20%前後)を記録し「視聴率の女王」と呼ばれるようになる。

2004年にはTBS『ズバリ言うわよ!』(2004-2008年)、フジテレビ『幸せって何だっけ 〜カズカズの宝話〜』(2004-2008年)など冠番組を抱え時代の寵児となった。

それから2008年頃になると各レギュラー番組を降板し、テレビ露出は激減していった。
やがて2021年に83歳で死去するまでの細木数子の生涯を描いた全9話のドラマ。

過去を振り返るかたちで現在と回想、ふたつの時間軸で物語は展開する。戦後に始まり、高度経済成長、バブル期と時代の流れと共に、環境や関わる人々に翻弄されながらも、より勢いを増していく数子の欲望。

商才を持つ彼女は小さな飲食店に始まり、やがて銀座にクラブを構えるほどに成長を見せるが、そこからジェットコースターのように劇的な展開を見せはじめる。夜の街とは切り離すことのできないヤクザとの結びつきに御曹司との結婚、盟友だった島倉千代子との出会い、政財界にも力をもつことで知られた陽明学者の安岡正篤との繋がり。

彼女の貧しい幼少期は強いバイタリティを生み出していくが、同時にその欲には騙りや嫉妬が付きまとう。そして女の人生が波乱に満ちるとき、そこには必ず男の影が存在する。

その底知れない女の欲望の果てに何を見るのか…

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