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ちいかわ人気ランキング ベスト10!!(個人的な)

ちいかわという作品が持つ魅力は、単に可愛らしいキャラクターたちが織りなす日常だけに留まらない。その裏に潜むシビアな世界観と、個々のキャラクターが抱えるリアルな生き様が、多くの大人をも魅了してやまない理由である。今回は、作中に登場する個性豊かなキャラクターたちに焦点を当て、個人的な独断と偏見に基づいた人気ランキング形式でそれぞれの魅力を深掘りしていく。物語の具体的なエピソードや名シーンを交えながら、彼らの素顔に迫る。

第1位:うさぎ
ランキングの栄えある首位は、やはり「うさぎ」だ。作中では終始、奇声をあげて走り回るなど破天荒な振る舞いが目立つが、よく周りを見ており、実はここぞという場面で圧倒的に頼りになる存在である。非常に器用で運動神経がよく、見ているだけで純粋に楽しくなるキャラクターだ。彼の発する「ヤハ」や「フゥーッ」といった奇声さえも、不思議と心地よいリズムとして耳に残る。映画やアニメの長編エピソードなどでも、幾度となく仲間のピンチを機転を利かせて救ってきた。あの予測不能な行動力の裏にある優しさと強さを知ると、うさぎという存在なしにちいかわの物語は成立しないのだと思い知らされる。

第2位:ちいかわ
主人公であるちいかわは、非常に純粋で綺麗な心を持っている。基本的には泣き虫で臆病なところもあるが、ここぞという時の友達思いな一面は特筆すべきものがある。例えば、作中で描かれる草むしり検定に何度も挑む姿(アニメ第57話などで描かれる挑戦の数々)や、危険な討伐に怯えながらも勇気を出して立ち向かう姿には胸を打たれる。どんなに苦しい状況でもあきらめず、決して自分をおごらない謙虚な性格は、見ている側に応援したいという気持ちを強く抱かせる。可愛くて思わず守ってあげたくなるキャラである一方、意外と小綺麗ないいところに住んでいる描写もあり、どこかスレていない箱入りのお嬢様(あるいは坊ちゃん)のような雰囲気をまとっているのも面白いところだ。

第3位:ハチワレ
ちいかわの良き相棒であり、物語の案内役とも言えるハチワレ。基本的には優等生タイプでありながら、決してそれに驕ることなく、常に友達を思いやる優しさを持っている。恐怖心に駆られるちいかわをいつも先頭に立って引っ張っていく姿は、まるで頼りがいのあるお兄ちゃんのようだ。どんなに過酷で大変な場面に直面しても、決してあきらめず、お馴染みの合言葉である「なんとかなれー」を叫んで果敢に挑戦していく。その前向きな姿勢と知性が、ちいかわたちの冒険をいつも明るい方向へと導いている。

第4位:くりまんじゅう
大人の渋みを一身に背負うのが、くりまんじゅう先輩だ。彼はいつだって最高に美味しそうなものを食べ、その直後にめちゃんこ美味そうにお酒をキュッとやる。その描写が絶妙である。決して高級なグルメばかりではなく、ありふれた缶詰やスナック的なものだったりするのだが、彼がそれらを口にしているのを見るだけで、見ているこちらまで幸せな気分になってくる。人間の三大欲求の一つである「食欲」をこれほどまでに純度高く満たす姿は周囲をも幸せにし、作中で彼が食べているものを自分も思わず食べたくなってしまう魔力がある。眉間に深い皺をよせて「ハーッ」と息を吐きながら酒を飲む、あの徹底したオヤジ臭さがたまらなく良い。アニメ第243話「ホッピー/お酒の資格」などで見せる、面倒見の良さと独自の哲学が光る姿も印象深い。

第5位:ポシェットの鎧さん
可愛らしいものや裁縫が趣味であり、自作のポシェットやパジャマを作ったりする乙女な一面を持っているのがポシェットの鎧さんだ(アニメ第28話の初登場時からその手先の器用さが描かれている)。その一方で、ちいかわたちに見せる姿はまるで親のように優しく、穏やかで包容力に満ちている。いかにも頑丈そうな「鉄の鎧」を着込んだ厳つい見た目とのギャップにこそ、強い萌え要素がある。労働の鎧さんをはじめとする上司たちにいじられながらも、自分の仕事を愛し、ささやかな幸せを大切にする姿は非常に愛らしい。

第6位:シーサー
いつも満面の笑みでニコニコしており、見ているこちら側の頬まで緩ませてくれるのがシーサーだ。憧れの「ラーメン郎」でのアルバイトを勝ち取るために並々ならぬ努力を重ね、合格したあともひたむきに働き続ける姿(アニメ第123話の初登場回から続く一連の奮闘)には胸を打たれる。作中のキャラクターであるくりまんじゅうとの絡みもどこか平和で、見ているだけで心が和む。ただ、あまりに良い子すぎて優等生にまとまりすぎているきらいもあるため、物語のスパイスとしてもう少し自身のなかの「トゲ」や意外な一面が見てみたいという期待も抱かせる。

第7位:モモンガ
外見は究極的に愛くるしく、デザインとしてはこれ以上ないほど可愛いモモンガ。しかし、その中身は一筋縄ではいかない。目をうるうるとさせて周囲にわがままを言われたら、理屈抜きで誰もが断れなくなってしまう処世術を持つ。しかし、いかんせん調子に乗りすぎたり、性格があまりにうざったかったりするため、内面的な評価としてはどうしてもマイナスがついてしまう。それでも、自分の思い通りにならないと「いやだいやだ」と床に転がって駄々をこねる姿などは、一周回って奇妙な可愛さを感じさせてしまうから不思議だ。

第8位:ラッコ
「みんなの憧れの存在」として、圧倒的な強さとクールさを誇るラッコ(アニメ第51話で初登場)。確かに強くてかっこいいのだが、作中ではその強ゆえか、どこか一歩引いたポジションにいて印象にあまり残りにくいところがある。キャラクターとしての掘り下げが戦闘力や甘いもの好きという記号に留まりがちで、物語のドラマに深く絡む機会が少ないのが惜しい。ただ、声優・内田雄馬が演じるボイスに関しては文句なしに素晴らしく、耳に心地よい低音や響きは聴いていて非常に気持ちが良い。

第9位:オデ
メインキャラクターではなく、あくまでゲスト的な立ち位置の登場ではあるものの、登場したときのインパクトはすさまじかった。地下の牢獄編(アニメ第189話〜第195話など)において、つぶらな瞳と巨大すぎる巨体のギャップ、そして牢屋の中で極限の空腹に耐えながらも、ちいかわたちとわずかな食糧(キノコやおにぎりなど)を分け合って食べる姿は、哀愁を誘うとともに非常に健気で可哀想だった。いざという時には我が身を挺して仲間を助けようとする、見た目に反した優しい心の持ち主である。敵側として捕らわれていた不遇な背景もあり、読者としては「もっと定期的に登場してほしい」と願わずにはいられないキャラクターだ。

第10位:古本屋(カニちゃん)
モモンガといつも一緒にいることが多い古本屋。モモンガの行動に付き合っているポジションが長いため、どうしても「モモンガの金魚のフン」的な印象が先行してしまいがちである。もちろん、根底には世話好きで優しい性格があることは伝わってくるのだが、キャラクターとしての輪郭やエッジがやや薄く、単体での強烈なエピソードや見せ場がまだ少ないため、どうしても記憶に残りにくい位置に落ち着いてしまっている。今後、彼女自身のバックボーンや単独での活躍が描かれることで、この評価も大きく変わってくるに違いない。
総じて、ちいかわという作品は、ただ可愛いだけのマスコットアニメではなく、過酷な現実やリアルな生存闘争のなかで、キャラクターたちがそれぞれの個性や歪み、そして深い優しさを発揮するからこそ面白い。ランキングの上位であれ下位であれ、どのキャラクターも物語を構成する不可欠なピースであり、これからも彼らの行く末を注意深く見守っていきたい。

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